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マイクリで賞金1000万円を獲得した話とエコシステムの話

ブロックチェーンゲーム「マイクリ(MyCryptoHeroes)」の年末大会がありまして、シミュレーターとエコシステムをぶん回したかいがあって優勝することができました!

この年末大会は賞金総額が3000万円で、自分が出場した階級では優勝賞金が1000万円です。やばいよね。

せっかく賞金をいただいたので、マイクリがもっと盛り上がればいいなと思い、マイクリの楽しみ方を紹介します。

あと、ブロックチェーンゲームで「エコシステム」というと、ポンジノミクスの文脈になってしまいがちだけど、マイクリは割と違う感じで回っているのでそれも併せて紹介を。


賞金1000万円!

最上位レギュは優勝で1000万円

マイクリは2018年11月からスタートしている古参ブロックチェーンゲームで7年目に突入しました。この界隈のゲームで最高レベルに息が長いのでは。

マイクリの年末大会は今回が6回目で、通算3回目の優勝です!

賞金が出たのは今回の大会が初めてで、お金・アセット・知識・コミュニティ全てを使ってとりにいきました。

しかも今回はトロフィー付き。これもかっこよくて自己肯定感上がる。

キングドラゴンのトロフィーはちょっと大きいのも嬉しい

マイクリにはランドごとにコミュニティがあるんですが、コミュニティメンバーにはアセットのクラフト・育成やシミュレーションなど、たくさん手伝ってもらいました。超感謝です。

お金はまぁもちろん嬉しいんですが、マイクリの年末大会では優勝すると自分だけのリミテッドレジェンダリーのエクステをオリジナルデザインで作ってもらえます。ゲーム内で普通に使えるので特別感満載でこれが嬉しい。

これまでに2体の悪魔を召喚してきていて、今回も悪魔を増やすことができそうです。

1体目のLL
2体目のLL

マイクリはリリース初日からプレイしているゲームなので、前人未到の3回優勝を勝ち取ることができて感慨深いです。

マイクリってどんなゲーム?

さて、ここからはマイクリとそのエコシステムについて紹介していきます。

どんなゲームかは、年末大会の解説動画がリリースされたので、それを流し見てもらうと雰囲気がわかると思います。簡単にいうと、ヒーロー3体と1体あたり2つの武器(エクステ)をセットして戦うオートバトル。ブロックチェーンゲームということで、ヒーローとエクステがNFTになっていて取引可能です。

上位帯になってくると発行数が少なくて、勝てるチームを作るのが大変なんですが、まぁそこの不自由さがBCGっぽくて楽しかったりします。

正直とっつきにくいゲームだとは思いつつ、楽しみ方は複数あって、全部をやる必要もない、何気に懐の深いゲーム。

この全部をやる必要がないってのがキモで、やらない代わりにお金を使って解決することもできます。デュエルも拘束時間がとても短いので、可処分時間の少ない人でもオッケー。

マイクリのコンテンツは大きく分けてこの4つ。いわゆる士農工商というやつで、古臭い表現だし教科書からも消えたりしているけれども結局わかりやすい。

  • デュエル(士):アセットの中から最適解を探して相手に勝つゲーム。

  • ノード(農):素材集めやエクステのレベルアップができる。

  • クラフト(工):素材を使ってエクステを作れる。

  • トレード(商):素材・ヒーロー・エクステをゲーム内通貨GUMで取引できる。

遊び方はこれらの組み合わせで、周りを見ている感じ、スタイルは以下のような感じ。

  • 士のみ:デュエルだけ頑張る。アセットは買う。

  • 農工商:ノード、トレード、クラフトでコツコツプレイ。

  • 士農工商:全部頑張る。エリートマイクリ民。

自分はデュエルだけの民なので、エクステを作ってくれたり素材を提供してくれたりするプレーヤーのおかげで強化できています。デュエルはやっておいた方が、環境で強いエクステとかがわかるのでオススメ。

とりあえず、マイクリの楽しみ方とか、初心者サポートとかはドラゴンというランドのコミュニティが一番いいので困ったら顔を出してみるといいかも。

エコシステムの回り方(デュエリスト目線)

今回の年末大会に向けていろいろ準備を進めていく中で、マイクリのエコシステムを一通り回った気がするので、自分目線でのエコシステムの回り方を紹介したいと思います。

デュエル

デュエリスト目線のメインコンテンツ。定期的に開催されているので、参加して素材を稼ぎます。今年はOASカップといってOASで賞金がでるデュエルカップも何度か開催されていました。

上位帯だとアセットの発行数が少ないので、入手困難で強い構成を組めなかったりします。限られたアセットの中で、相手を倒すための構成をあれこれ考えるのが楽しいです。自分の場合はマイクリのプレイ時間のうち8~9割くらいがシミュレータ回してる時間だと思います。

公式シミュレータ

どうしても勝てない時は、自分が持っていないアセットを組み込んでシミュレーション回し、勝率がめっちゃ上がることがわかると買いに走ります。

これがエコシステムが回り始める起点。

マーケット

GUMで取引できるマーケット

ゲーム内マーケットでは、ゲーム内トークンのGUMでヒーローやエクステを取引できます。買いオファーを出すこともできるので、マーケットを使ってアセットを揃えます。tofunftとかでも売っています。

クラフト

素材からエクステを作る

欲しいエクステが売られてない場合にはクラフトで作ります。作るのが面倒なら委託も可能です。時間のない人にも優しい設計。

クラフトはノード周回やデュエルコンテンツで獲得した素材を使ってエクステを作る仕組みなんですが、俺の場合はノード周回をしていないので素材がないわけです。

GUMがマジで無くなる便利機能

でも大丈夫。素材のマーケットもあるので、GUMで買うことができます。不足素材一括購入システムも実装されて、課金が捗ります。エコシステムが回ります。

ちなみに素材のマーケットは、UniswapV3を参考にしていて、流動性があれば取引相手不在でいつでもトレードできます。ノード周回で獲得した素材をGUMに換えて、それでヒーローを増やしていくなんてプレイもできます。

素材を取引するLab

ちなみに、素材の価格は新しいエクステがちょいちょいリリースされることもあって意外と安定してたりします。

ノード周回で掘れる鉄のチャート
デュエルコンテンツで獲得できるゴルダスのチャート

魔石ガチャ

100連ガチャ。高レア魔石はマジで出ない。

ちょっと順番前後しますが、クラフトには核となる「魔石」も必要です。これは、素材マーケットで買ってもいいんですが、Cp(Cryptonium)というゲーム内ポイントを使ってガチャを回すことで入手することもできます。

CpはMCHC周りの流動性提供をしたり、ガバナンスで投票したり、ゲーム内コンテンツの報酬として配布されます。MCHCの流動性提供とかはダイレクトにエコシステムに貢献している感じですね。

tealswapの流動性(V2からの移行をサボっているやつ)

他にも細かい仕様は色々あるんですが、大まかな流れはこんな感じです。

マイクリって稼げるの?

1000万円賞金とりました!(再現性がない)

以下のポストのように稼げるポテンシャルはあると思っていますが、上位帯のエクステを安定してクラフトできるようになるにはそれなりのアセット量を揃えないとキツい。ポンジゲーではないので、いわゆる回収期間みたいなのは算出しにくいです。

稼げる可能性としては、揃えたアセットのリセールバリューがポンジゲーと比べて下がりにくいので、それを含めればプラスになるかもしれん。

ちなみに、ポンジゲー的にいえばデュエリストが出口流動性なんで、エクステ売って稼げるかはデュエリストのノリ次第。

ちなみに出口流動性にされようと、デュエリストは勝手に楽しんでいるのでOK。健全な出口流動性。健全なエコシステム。

まとめ

7年目に突入したマイクリ。ポンジゲーの流れには乗らず、独自の進化を遂げてきているブロックチェーンゲームだと思います。

OasysのMCH verseにも続々とゲームやコンテンツが集まってきていて、ゲームから拡大したエコシステムが回り始めていきそうです。「ゲームにかけた 時間も お金も 情熱も、あなたの資産となる世界」というマイクリコンセプトを外さずに進んでいってるので、これからも楽しみです。

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