コミュニケーションに役立つ理論や法則
・EQ理論
アメリカの心理学者により提唱されている、「こころの知能指数」または「情動の知能指数」を示します。
EQ理論では人間の考えや意思決定や、対人関係、あらゆる言語の背景には、自分のその時の感情が大きく影響するとしています。
4つに分類される「感情についての能力」の使い方を習得し、弱いエリアを強化することにより、人間関係を円滑に運用できます。
・EQ理論における4つの能力
1、感情の識別
自分と相手の感情の認識、笑ってる?怒ってる?
2、感情の利用
感情に影響を受ける、とるべき行動に適した気持ちになってみる。
3、感情の理解
なぜ、怒ったのか?次にどうなると予測。
4、感情の調整
雰囲気を変える感情を行動に合わせる。
・交流分析とエゴグラム
交流分析は「人の心には3つの特性がある」とし、コミュニケーション時の心理態度や癖、姿勢、性格を示します。
・Pearent(P)
親のような心。面倒を見る、叱るといった行動を起こさせる心の特徴。
・Adult(A)
大人のような心。感情に流されず、情報を理論的・客観的にせいりして、適切な行動を判断するといった心の特性。
・Child(C)
子供のような心。無邪気にあそんだり、人からの指摘に気分を害したりといった、子供のころに感じていたようなことを感じるといった心の特性。
・エゴグラムによる人の心の5つの特性
①CP (Controlling Parent)
正義感、責任感、厳しさ
②NP (Nurturing Parent)
優しさ、寛容性、許容性、保護的
③A (Adult)
理論的、理性的、現実的
④FC (Free Child)
直観的、創造性、闊達、自由な動き
⑤AC (Adapted Child)
従順、協調性、受け身、周囲に気兼ね
●うまくいくコミュニケーション
●うまくいかないコミュニケーション
・DISK理論(タイプ別アプローチ法)
人の行動特性を、「対人志向か仕事志向か」「動きが速いか遅いか」の4種類に分類して行動パターンを分析します。
他社の行動特性を理解することによって、コミュニケーションを向上させることができます。
画像参照:https://japan-item.co.jp/disc/
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