サウナイキタイってかイッタ
このノートは単なる日記として使用する為だけでなく、
自分のサウナ備忘録でもあります。
現在ブルーカラー珍道中を歩む自分としては、とにもかくにも酒、タバコ、サウナが大好きな訳であります。
サウナはいいです。非常に。もし自分が現役女子高生ならサウナしか勝たん、とでも言いましょうか。
といっても週に3回は仕事終わりにスーパー銭湯に足しげく通う生粋のサウナーという訳では無いのですが、月に2、3回なにかに導かれる様にフラフラと近くのサウナ施設に入っていくカジュアルサウナーではあるのです。
今日はそこで見た究極的にととのう、いやむしろディストピア的ととのいについて書こうと思います。
そもそもなんで平日の今日サ活したのかと言うと単純です。
頭の上から下までサウナに飢えたからしたまで!!(非常に分かりやすい)(天下無双の韻の踏み方)(これが言いたかっただけ)
…つまりそういう事です。特に意味は無いです。サウナなんてもんはそんなもんです。サウナーは細胞レベルで熱波と水風呂を求めます。
中々話が逸れました。本日は長くなりそうです。
閑話休題、本日行きつけのホームサウナに行くと平日の昼過ぎだと言うのに中々の人数。みんな暇だなと思いつつ体を清め湯船で体を少し温めた後、いざサウナ。ソーシャルディスタンスに気を配りながらさして多くない他のお客さんの横をすり抜け、マイポジションヘ。
熱い遠赤外線の光にじりじりと身を焼かれつつ、2分…3分…4分…。普段と温度は変わらないのに何故か暑く感じるな、最初だからな。俺は長男だから耐えられるけど、次男だったら無理だろうな、なんて考えながら焼かれている時にことは起こりました。
後ろに座っていた20~30代の長身の男性が立ち上がりました。ふぅ、と息を吐きながら体についた我慢とその努力の証である水滴を飛ばさないようにそそくさと出口に向かっていきます。
彼が自分より先に入っていたのを覚えていたので、頑張ったね、お疲れ様、ご褒美(水風呂)が待ってるよ、僕もあとから行くからね、なんて気持ち悪いことを考えながら見送ったのも束の間。
彼が3分もしないうちに帰ってきたのです。
サウナなんか知らねーと言う人に軽く説明すると、普通サウナというのは「サウナ約10分」→「水風呂約3分」→「休憩約10~15分」という個人の時間差はあれど、このルーティーンで行われます。というか行われると思っていました。自分の中では神の定めた絶対的な手順、決して犯すなかれ、という固定観念があったのです。
衝撃でした。彼は「サウナ」→「水風呂」→「サウナ」→「水風呂」→「サウナ」→「水風呂」→「休憩」の順でサウナ神へのお祈りを捧げているのです。
普通ととのいと言うものは、そのルーティーンの中の「休憩」の部分で発現するものです。サウナの仕組みは後日書きなぐる予定ですが、とにかく、ととのうには水風呂の後は休憩しなければいけないと言う固定観念が私の中でありました。
それを見た私の中で衝撃と、同時に好奇心が湧きました。
「あんなことしたら私の体どうなっちゃうんだろう…/////」
サウナーあるあるでととのいスランプと言うのがあります。突然ととのいにくくなったりととのわなくなるアレです。最近それが来ていたのです。サウナーにとってととのわないという状態は筋トレしたのに筋肉がつかない、お酒を飲んだのに酔わない、これくらい悲しいことです。
見事にパクリました。そのやり方ね、知ってたよ、みたいな顔で。恥ずかしげもなく
水風呂でととのいかけた自分を奮い立たせ、水を拭き取りすぐさまサウナへ。ととのいかけた頭が熱で正気に戻されます。水風呂に入ったぶん長くサウナに入ることが出来ます。それを3回続けた後、意識は朦朧です。最後、水風呂での3分が一瞬にも永遠にも感じられました。そしていざ外風呂のととのい椅子へ…
バチコリととのう。
もう、死ぬんじゃないかってくらい。世界の拡大と収縮が。天井が上へ上へと。具体が抽象に。抽象が具体に。
ガンギマリです。危ないヤーツですもう。半径20km全ての快感が自分へ雪崩込んで来たかのような高揚感。言葉では言い表せれないとはこの事です。
こうして本日見事にととのいました。神への挑戦です。
まぁ、ととのったくだりは誇張して書いてるとはいえ、それほどきもちよかったんです。
しかし、この入り方、かなり危ないです。熱いサウナと冷たい水風呂を休みなく繰り返す訳ですから、心臓への負担がとんでもないです。冬の寒い日にお爺さんが湯船に浸かったら寒さと暑さの温度差で心臓が止まってお亡くなりに…、ってやつです。心臓が弱い人は死ぬ可能性があります、普通に。心臓弱いけど長男だから耐えれるっしょ次男だったら無理だろうけどとかそんなレベルではないです。
だからディストピアと命名したのです。
確かに気持ちよかった、でも体調と相談しようねって話です。
……長すぎて引いてます。教科書に乗るような絵に書いたタイプのオタクなので好きなことは早口でベラベラ話してしまいますね。
もしここまで読んで下さった方がいるならありがとうございました。なんだか締まらない終わり方ですがここまでとします。
サウナはまた近いうちに書くかも。大好きですから。
では、良いサウナライフを。