コロナ禍のイギリス留学 帰国? 留まる? 2週間の隔離期間も楽しく #4
始まった自主隔離生活
去年の9月にしばしのお別れ、次に会えるのは一年後と思っていたのに、思いがけず半年後に帰国したポジ。ここ1週間ハラハラドキドキだったこともあったので、日本に帰ったら食べたかったものを思い切り食べさせてやりたいと、毎日リクエストを聞いて、1人分をトレーに乗せて運ぶ日々。まずはやっぱりお刺身!そして天ぷら、煮魚、餃子。私も在宅ワークだったので、朝もしっかり栄養満点な朝食を。
Tratetatin食堂、開店!
2週間、私もずいぶん楽しみながらバライティに飛んだ食事をつくった。
子持ちカレイの煮付け、肉じゃが卵とじ、青菜とお揚げのお浸し、ニンジンサラダ🥕
とんかつ、蕗煮、鶏レバーの甘辛煮、茄子のお味噌汁
焼き鳥色々、筍煮、ワカメとしらすの酢の物、平目のお刺身、エンガワ付き
チーズフォンデュ鍋で肉団子一人鍋。大根と紫蘇のサラダ、蒟蒻のピリ辛煮、大根葉とアミエビのふりかけ
朝昼晩、毎日定食屋さんのようにせっせと作って、、、。ポジもずいぶん喜んでくれた様子。
コロナ禍がもたらした気づき
そしてようやく2週間が経過したころ、桜が満開の季節!ポジの留学を1番に応援してくれたおばあちゃんと、ようやくお花見で再開となった。
それからほどなくして、緊急事態宣言が発令され、帰国したものの外出は出来なくなったが、ポジを海外大学に送り出した時点で、もう社会へ送り出したつもりでいたのに、学校がお休みになっていた次女も一緒に、思いがけず、今までにないほど家族の濃厚な時間を過ごすことができた。
娘たちが生まれてからもずっと通勤に三時間以上かけ、お弁当や夕飯作りをしながら仕事をしていたこともあり、この半年子供達と過ごした時間は、生涯忘れることのない宝物となるでしょう。
ポジの出発を明日に控えた今、この半年の写真を見返すと、外出ができるようになってからも美術館や秩父への小旅行、古着屋さん巡り、素敵なカフェなど、本当に豊かな時間を過ごしていたなぁと。
子供は社会からの預かりもの、いつか社会にお返しする日が来ると言われるけれど、本当にそのことを実感。コロナ禍がまだまだ収束しないなかで見送ることは、去年見送ったときとはまた違った感慨があるけれど、それも含めて様々な経験をし、内面から豊かに、逞しく、世の中を良くするような、キラリと光るポジだけの何かを身につけて欲しいと願い、送り出そうと思う。