自己矛盾から自己一致した働き方へ。
どうも、皆さまこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
私は先日、飲み会が楽しくて終電を逃してしまい、結局、友達の家に泊めてもらいました。
時間を経つのも忘れて、話せる友人がいるって嬉しいことですね。
さて、今回は「自己矛盾から、自己一致した働き方」をテーマに書きます。
その前に私の簡単な紹介をさせてください。
簡単に言うと、
・企業の採用支援
・個人のキャリア支援
をやっています。
これらの活動を通して、気づいたことは
どれだけスキル、コンピテンシーが高い方でも、望まぬ形で早期離職する方は多く、適応障害や鬱を発症する人は少なくないなと感じています。
なぜ、面接では「この人なら活躍してくれそう!」と思った人が思った以上に活躍出来ず、心身の状態が悪化したり、離職に繋がってしまうのでしょう。
・会社の風土と合わなかった。
・業務内容が求人内容と違った。
・職場の人間関係が悪かった。
・健康上の理由から
など、色々あるかもしれません。
ですが、私は「無自覚の自己矛盾によって、自分を活かしきれていない」ことが原因だと考えています。
少し、小難しい言葉出てきました。
例えば、こんな悩みはないでしょうか?
つい、3日前のことです。
女性(30代)の中間管理職の方にセッションを提供させていただきました。
その方は、常日頃から「行動するか、行動しないか」という悩みを抱えていました。
その方は、頭では「行動する」が良いコトと考えているのですが、「行動しない」という選択を取っていました。
そこで、この悩みの構造を見える化しました。
それがこちら↓
見えてきたのは下記の通りでした。
・行動した先に、次の道が見えてくる未来をみたい
・しかし、行動することにメンタルブロックがある。
・行動しない選択により、何もしていない自分に嫌気がさす
・そして、行動しようとするけど、メンタルブロックが働き行動できないループに入ってしまう。
そして、クライアントからはこのような感想をいただきました。
まさにこの方は、「無自覚の自己矛盾によって、自分を活かしきれていない」状態で、モヤモヤを抱えたまま働いていました。
私たちは、Aor Bの悩みがある時、往々にして「A(良いと思っている)」だけをみて、行動する傾向があると思います。
しかし、それでは、Bのエネルギーと引っ張り合ってしまうため、
ご自身本来がもっているエネルギーを出すことが出来ません。
この引っ張り合いに疲弊し、誰にも理解されない苦しみがあるからこそ、早期離職や、深刻な場合は精神状態悪化に繋がると考えています。
実は私は、新卒で入社した会社で適応障害を経験しています。
その時の葛藤を可視化すると、「自分が本当に提供したい価値(Vision)←→会社としてのGoal」で常に分離している状態で、自分を全開に働くことが出来ていませんでした。(下記の図参照)
当時の私と同じような悩みを抱えている方は、少なくないのではないでしょうか?
しかし、何がモヤモヤしているのか言語化できないから、ずっと不完全燃焼な状態が続いてしまっている。。。
いつしか、何で働いているのか分からない状態に。
こんな自己不一致に悩んでいる人が、
自分がどこに向かっているのか(向かいたいか)を可視化し、
自己一致した働き方を支援したいと考えています。
2023年12月中にワークショップを計画中ですので、
詳細はまた追って説明します。
それでは、今回はこの辺で。
皆さまの一日が有意義でありますように。
ごきげんよう。
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