#44 「学習学」という視点②ラーニング・ピラミッド
前回の続き。学習者の視点から、「学習」について書いていきます。
ラーニング・ピラミッド
老子は「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる。」という言葉を残しています。
このことをアメリカの研究者が数値化したのが、ラーニングピラミッドです。
諸説ありますが、以下のラーニングピラミッドでいくと・・・
講義や読書などのインプットよりも、デモや討論などのアウトプットの方が学習の定着率が高いことがわかります。
さらに、一番高いの子が「教える」という行為です。
なんと90%も!!授業の中で「隣の人に説明しましょう」と指示する意図がこれですね。
学習者である子どもたちに、この話をしていきたいと思います。
インプットももちろん大切ですが、アウトプットを通して、知識が活用され、定着していくということを、子どもも知るべきでしょう!!