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#74 ジグソー学習と社会科

先日、小学校3年生の授業を参観させていただいた際に、ジグソー学習を行っていました。初めてジグソー学習の学びを拝見したので、感じたことをまとめていきたいと思います。

そもそも、「ジグソー学習」とは

ジグソー学習とは、ジグソーパズルのように、子どもたちが学んだことをつなげて一つにする、つまり、知識と知識をつなげて一つのまとまりを作る学習だと考えています。

それぞれが「エキスパート」となり、学んだことをきちんとチームの友達に伝えることが必要になります。なぜなら、他の子が知らない知識を伝達する必要があるからです。

ジグソー学習の効果は何か

では、なぜそのような学びを行う必要があるのでしょうか。

  • 協調性を育む

  • 多角的な視点から物事を見ることができるようになる

  • 自分の言葉で説明できるようになる

  • 主体的に物事を考える力が鍛えられる

  • グループメンバーへの好意度が高まる

  • 学業成績が向上する

ネットで検索すると、こんな感じで出てきました。
要は、主体性を持って協調的な学びに取り組むことができるところにメリットがあると考えられます。しかし、きちんと取り組まないと、知識に偏りが出るというデメリットがあります。あるエキスパートチームの調べ方が不十分で、知識をうまく伝達できなかった場合、そこに関する知識が浅くなる恐れがあるからです。

知識構成型の社会科に取り組む上では、ジグソー学習は有効な手段になりうると考える。相手に伝えるという目的意識から、普段よりも主体的に学ぼうとする態度を育むことも可能だろう。他者の意見と自分の意見をつなげて、新たな意見が生まれる可能性も、ジグソー学習では期待できる。

ぜひ私も実践していきたいと思った。


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