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#79 個別最適な学びを目指して①学級に応じた学習問題を立てる

今更ながら、やっと、個別最適な学びに挑戦しています。
単元は、第3学年「火事から暮らしを守る人々」です。
どのように取り組んでいったのかを、noteで簡単にまとめていきたいと思います。

学習問題を立てる

子どもたちとは、「みんなの問い」という言葉で共有しています。
これまでは、私が(教師が)一方的に学習問題を提示していました。
しかし、先日の研究発表で、「子どもが知りたい!という問いになっているのか」とご指摘をいただきました。

そこで、本単元より、子どもと一緒に学習問題を作る導入を設定しました。

火事に関する事実から、学習問題を作る

日本全国や学校のある市での火災件数や死者数を提示しました。
子どもたちは「減っている!?」「どうして!?」と疑問を持ちました。
そこから学習問題を立てていきます。

主語を「消防士は」としたかったのですが、面白いことに、クラスによって興味・関心が異なりました。

私のクラスの板書
「消防士は」を主語に火事を減らす取り組みに関する問いとなりました。

他のクラスでは、「消防士以外も調べたい」「外国の消防士も調べたい」などの意見が出て、それらを学習問題や学習計画に組み込みました。


子どもの言葉でゴールを設定したので、これからの個別学習でもどんどん調べていくのかなと感じています。

参考文献


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