バンクシー展
6月19日(土)19時の予約だったため、閉館まで1時間しかなかった。
私がバンクシーを知らなさ過ぎた。「壁に落書きをする人」という程度の認識だったが、実際には大きなビルの壁面に描かれたものや、さらに平面の絵画だけではなかった。立体的な人形やら、トラックに家畜のぬいぐるみをたくさん乗せて、動物の悲鳴の音を流しながら、2週間、ニューヨークを走らせたり、映画を作ったり、ディズニーランドを皮肉った「ディズマランド」(不愉快な場所)という展覧会と遊園地を掛け合わせたイベントを行ったり、などなど。
次々と様々な手段を投じて、資本主義やアート・マーケットや国際問題に対決するバンクシーのパワーを目の前でみて、つくづく自分の漫画を通して伝えたい気持ちは、まだまだヨチヨチ歩きであるなぁと感じました。
自分ももっともっと成長して、強く燃える太陽のような表現者になり、社会の闇をも照らして、影に追いやられている人々が本来持っていた希望の輝きを取り戻せる様に元気をよみがえらす光を放てたらいいなぁと思わされました。