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【浴室】リハビリ療法士が考える 手すりの向き

TOCLASシステムバス

 左側の壁に縦手すりがあります。担当監督に確認したところ、この手すりの位置はお願いすれば動かせるようです。

 今回の結論から言うと、縦手すりを横手すりに向きを変えても良いのかなと思っています。

 リハビリをしていると、写真と同じ位置に縦手すり・横手すりどちらもある場合、患者さんは横手すりに捕まる人が多いです。(主観では7〜8割くらい)患者さんに確認すると、「横手すり」の方が使い易いようです。

 理由を考えた際に、縦手すりが写真の位置では、浴槽から出る際に使いづらい位置にあると考えました。(手すりは少し前にある方が引っ張れるため力がかけやすいです)

 担当監督との打ち合わせの際に、この話をすると、「浴槽に入る時は写真では左側の手すりを、出る時はシャワーに付いている右側の手すりを使用します」と説明してくれました。

 手すりの位置を考えて作られてはいると感じました。しかし、リハビリをしていてそのように出入りする方を見たことがなかったので、ちょっと机上の空論のような気持ちもしました(^^;;
(生意気なことを言いってしまいました)

 そこで、この手すりを横にするのも「アリかな!」と思いました。

*注意点
・標準の手すりでは、長さ40cmのようです。
その為、差額で済むならば、60〜80cmの方が良いかなと思います。

TOCLASパンフレット

・蓋を立てかける位置に干渉するまたは蓋を出し入れしづらくなる可能性があるので、注意が必要です!!

TOCLAS

・横手すりは見た目の問題もあります。これは完全に好みかもしれませんが、縦手すりで統一されていた方がスッキリする気もします。

 注意点も考慮しながら、選んでもらえればと思います。

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