無垢床とワックス(浸透性塗料)
無垢床と浸透性塗料のメリット・デメリットを実際に生活してみて感じたことを主観ですが紹介していきます。
我が家では、無垢床(ピノアース)を採用しました。無垢床の自然の質感や調湿作用を保つために、海外メーカーの浸透性塗料を使用しました。ちなみに、ピノアースの製作元であるwoodoneからは、推奨ワックスは「リンレイ ノンブライト」だそうです。
結論
メリット:水をはじく
デメリット: 質感が変わる(ツルツルした感じ)
滑りやすくなる
メリット
無垢床にとって水はすぐに拭き取る必要があります。そのため、水をはじいてくれることで、日々の生活で水こぼしをそこまで気にしなくて良くなりました。
具体的には、子供がこぼしてしまったり、手洗いや食洗い・料理ではねてしまう水などへの気を揉まなくて良くなりました。
個人的には、子供が飲み物をこぼしても、少しは優しく声をかけられるようになったかもです。
デメリット
個人的な感想ですが、木を触っている感じはかなり減り、ツルツルとした感触になりました。やはり、無垢床にした目的の一つである、木の温もりが薄れてしまったのは残念な印象です。
もう一つは、滑りやすくなったように感じます。純粋な比較は出来ないのですが、以前住んでいたアパートより子供が転ぶようになった気がします。もちろん、子供の成長やアパートとの条件の違いがあるため、一概に塗料が原因かは何とも言えません。しかし、最近家族の間で子供が転ぶことが話題に上がりやすくなったように感じます。
建築中、ハウスメーカーの方からは、無垢床へ無理にワックスや塗料を塗らなくても大丈夫と言われたことがありました。
それを振り返ると、塗料を塗るメリットもありますが、子供の安全を考え、「塗料を塗らなくても良かったのかな」と感じています。