【浴室】リハビリ療法士が考える 浴槽の形
富士住建では、TOTOまたはTOCLASから風呂を選ぶことができます。
この2社では、浴槽の形が異なり、かなり特徴があります。
将来、浴槽の出入りが大変になり、手すりを付けたいと思った際のお話です。
先日、職場の後輩から、「住宅改修で凄い形の浴槽がある家に行って来ました!」と声を掛けられました。写真を見ると、まさかのTOTOのお風呂でした(^^;;
この浴槽の形だと、福祉用具で、壁に穴を開けずに済む手すり(下の写真)が付けられずに困ったようです。TOTOの浴槽のように、浴槽の縁が湾曲していると、固定がしづらいですようです。
この福祉用具は、浴槽をまたぐ際に使うことが多いです。
皆さんも浴槽選びの際は、この点も注意してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、浴槽近くの壁に手すりが付いていれば、この福祉用具を使わなくて済みます。浴槽の形を優先したい方は、壁に手すりを付けておくと良いかもしれません。