占いの推薦文
実は昨年の夏の終わり頃、私が占いイベントに出店する際に何人かの方に占いの推薦文を書いて欲しいとお願いしたんですよ。
そしたら皆さん、フリーダムな言葉を書いて下さって楽しかったので、少し振り返ってみます。
まずは、いつもの人からです。
たろ「私の占いの推薦文、ひとこと書いてもらえないですか?」
お師匠「また変わったことし始めたなぁ。あんた、夏バテか?」
たろ「たまには真面目に書いてくださいよ」
お師匠「じゃあ、女を泣かせる占い師で」
たろ「こんなもん、あかんに決まってるがな!」
お師匠「ピッタリやと思うけどなぁ」
たろ「どこがやねん!もうちょっとちゃんと考えて下さいよ」
お師匠「邪道恋愛の教祖様」
たろ「そのフレーズ、好きですねぇ。って、占い関係ないですやん!」
お師匠「まあ、ほんまやからしゃーない。あんたは恋愛占いに関してはかなりスキル高いからな。それは私も認めとる」
たろ「確かに得意なジャンルですけども、そのキャッチフレーズは・・」
お師匠「あかんか?」
たろ「占いブースに『邪道恋愛の教祖様』って書いたら客来ませんよ!」
お師匠「恋愛占いに限定したら、案外お客さん来るんと違うか?」
たろ「うそでしょ?」
お師匠「面白そうやし、試してみたら?」
たろ「いやいや、さすがにあかんでしょ?もっと違うやつで、ちゃんとした奴で行きましょう!」
お師匠「しゃーないなぁ・・」
たろ「そうそう。たまには弟子を立ててこそ師匠ですよ!」
(翌日)
お師匠「考えたでぇ!これでどや?」
たろ「わくわく・・」
「占いテーブルにビール瓶置くのは、全国探してもこの子だけ!」
たろ「推薦になってないがな・・」
お師匠「これでもちゃんと考えてるんやで!」
たろ「まあ、何を伝えたいのかは理解しました」
お師匠「どうせあんたの友達もろくな事書かんやろ?」
たろ「たまに真面目な時もありますよ」
お師匠「甘いな。すごいやつ来るで・・」
(翌朝)
とある友人から届いた推薦文は、こんな内容だった。
「飲めば飲むほど当たる、奇跡の男」
期待した私が悪かった・・・
お師匠「あんたの友達、ちゃんとわかってるやん!」
たろ「ちょっと考えますわ」
お師匠「考える必要ないで!もう決まりや!」
と、お師匠とはこんな形で話をしたのですが、その他に知り合いの占い師さんから届いたのはこんな内容。
「こんな個性のあるタロット占い、見たことない!」
確かにそうなのだ。同業者から見た私のタロット占いは、かなり個性的。
これはタロット占いじゃないと言う人が居るのも事実だ。
だって、なぜそのようにカードを読むのかを、みんな理解できないですから。でも当たるからね。不思議がられます。
そして、一番まともな推薦文が新地のバーのマスターから届いた。
「Tarosuさんのおかげで、常連客が増えました」
これは素直に嬉しかった。
昔、大阪の北新地のお店に定期的に張り付いて占いをしていたんですよ。
ここで私も人間模様を勉強させてもらいましたし、占い師として経験を積ませてもらいました。長年新地のバーに張り付いただけの事はあったなと、私は文面を読みながらしみじみと感謝の気持ちを感じました。
皆様の言葉を無駄にせず、私は看板を作成しました。こちら。
敢えて皆様の推薦文を自己紹介ボードに書き、今はこの形になってます。
推薦文を書いてくれた皆さん、本当にありがとう!
僕は感謝の気持ちを込めて、占いを続けて行きますね!
(以下のイベントは終了しています)