持ってる人の考え方
「持ってる」って言う言葉が流行った時期がある。
持ってる人は、大舞台やチャンスに強い。
今日は「持ってる人」の場面を直々に見るシーンがあった。昼間のプロ野球、阪神タイガースと広島東洋カープの試合である。
私自身、昔野球少年だったのでよく野球中継をよく見る。そして試合経過をネットで何気に確認する習慣がついている。
得点経過が気になったので確認すると、阪神が負けている。
「そうか、今日は負けているか。どういう展開だ?」と少し掘り下げてみると、いつも四番に居るはずの大山選手がいない。
「どうしたのだろう?」そう考えていると、変わりの四番打者として、ルーキーの佐藤選手が起用されていたのだ。
そして、阪神チャンスの場面で満塁となり、変わりの四番である佐藤選手に打席が回ってきたのだ。インターネットで得点経過をちらっと見て、思わずテレビを付けたのだ。
そして結果は、ホームラン。満塁ホームランである。
本当に凄い新人選手が出てきた。
今年の阪神タイガースは、いつもの年よりも長く楽しめそうである。
話を戻すが、本当に持っている人は、こう言った大きな場面が回ってくるし、結果も出すのだ。
この人はメンタル的にどうなっているのだ?と思うのだが、私の周りにも持ってる人は何人か居る。
私自身、これまで会社の偉いさんやスポーツ選手をはじめ、占いを通じてたくさんの方にお会いすることが出来た。
そんな方達で、特に持っている人に共通する考え方がある。
・どんな場面でも冷静に居られる
・現実を受け止め、直視できる
・分析をするのが好き
・それまで努力を続けてきたから、自分に自信がある
こう書いてみると、まさしく大舞台やチャンスに強い人なのである。
さらに共通していることがある。
それは、その人に人望があって交友関係が広かったり、恩に報いる行動をしていたりする。
つまり、人間力が出来ているのだ。
全員が全員、こうあるべきだとは言わない。
私もこれだけの条件を揃えて、肩を並べるのははっきり言って無理である。
でもこう言った条件を揃えることで、自分にチャンスを呼び込んだり、チャンスに強い人になることは出来るのだ。
私のことを書くと、昔はチャンスの場面では結果が出せない人だった。
試験にはよく失敗するし、緊張してうまく話せない人だったのだ。
でも、失敗を分析して修正をしていくうちに、徐々に結果を出せるようになった。そして、占いをたくさんこなすことで、自信を深めることが出来た。
その結果、チャンスの場面がこの歳になってたくさん転がるようになり、今があるのかなと考えている。
しっかりと日頃から自分で心がける事を実践すること。
そして、うまく行かない時に修正をする力をつけること。
そういった、小さなことの積み重ねが、少しずつ自分がチャンスに近づいていくのだと私は考えている。
持ってる人にはならなくても良い。
でも、良い部分を少しでも吸収できると、自分が大きく成長するきっかけになります。
少し自分はどうなのかを振り返ってみよう。
そして、私も改めて振り返る良い時間にしてみます。