
過去4代のiPhoneの電源を入れる
Top Photo:
iPhone6s。スライドでロックを解除することさえ懐かしい。
すこし前に、13年前のパソコンの電源を入れた。
今回はちょっと違う目的で、現在使用しているiPhoneも含め私が使ってきた歴代のiPhoneの電源を入れる。
左からiPhone4、iPhone6s、iPhone7、iPhone10。
私が機種を変更するたびにきちんと写真をクラウドに同期していればこんなことにはならなかった。とどのつまり、過去10年に撮った写真の中から、どうしても必要になった1枚があり、それを探し当てるために電源を入れる。嗚呼、きちんと同期さえしていれば。
ちなみに探しているのは2015年よりも前の写真。
比較的新しい機種からいこう。iPhone7から。
充電し、電源を入れると日付や時計はそのままだった。
使用していた年数は2016年~2018年2月。一部、Appleのクラウドで同期している写真もあったが、該当しない。
次。iPhone6s。
日付は1月1日。あまりにも長いこと充電していなかったため日時はズレているが、きちんと起動した。
アルバムを開けると、2014年~2016年。クラウドの同期を含めると2013年頃の写真も見受けられた。が、私の欲しい写真は入っていない。
そう、探しているのはまさに待ち受け写真にもしている、愛犬の写真。2015年に他界した愛犬アレックスの写真と、動画データを探している。
2015年の夏に虹の橋を渡ってからも、ずっと待ち受けにしていた自分の気持ちを思うと今再び胸が痛い。「ペットロス どうすれば」で検索…といきたいところだが、ひとまず後に回す。
絶対に撮った記憶のある1枚、果たしてどこに。
さては、とiPhone4を見る。
画面保護シートに時代を感じる。フルウィンドウではなく上下に枠があったこの頃のiPhoneのために当時は様々な保護シートが流行った。ちなみに写真では分かりにくいが、角度をかえるとネルフのロゴが画面中央に浮かぶ。斜めから見るとのぞき見防止、と言いながら実際のところは使用者の自分も見えづらかった記憶があるから滑稽だ。
ここまでくると、もう電源プラグの形が違うため、ネットで中古の端子を注文。ところがここで別の心配事に遭遇した。
熱で曲がってしまったのか、電池パックが膨らんでしまっている。これに通電してiPhoneのデータそのものが壊れてしまうということはないだろうか。最悪、発火したりしないだろうか。
iPhoneショップに行きたいところだがこんなに昔の機種を相手にしてくれるものか…とはいえ、ここにアレックスの写真が…。
iPhone4の生死次第では、この話は続くかもしれないし、続かないかもしれない。ひとつだけ言えるのは、もしかしたらその写真をもとにテレビ取材を受けることになるかもしれない、ということだけ。
ひとまず、私は沈黙のiPhone4を今月中になんとかしたい。
2020/04/17 こさいたろ
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