たろりん(高原太郎)
乳がんの検診をはじめるまで、はじめたあと、のいろんな考え方、見聞きした医学情報について書いていきます。
ほっこりする話、本音の気持ちなど、自分が「こころ」の動きを感じたことを書いていきます。
訪れていただきありがとうございます。記事が気に入ったら、♡クリックやフォローをいただけますと励みになります。 格安エコノミーの旅今週一週間はドイツに滞在します。 いまはロシア上空を通れなくなったので、欧州は遠くなりました。長距離のフライトはなかなかつらいです。 しかし、コロナのときに溜まったマイルを上手に使うと、以下のように、4箇所を経由したり宿泊したりする変則的な乗り方でも、激安で行けることがわかりました。 羽田→ 関空(泊)→ ミュンヘン → ベルリン(泊) →
ご訪問ありがとうございます。よろしければ♡クリックとフォローをお願いいたします。 今年もまた、健康で誕生日を迎えることができました。このことに深く感謝を覚え、新しい歳を過ごしたいと思います。 変化する時代の価値はどこにあるのか「最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る」(ダーウィン)という言葉がありますね。 この言葉を意識し、「率先して変化すること」に価値があると考える友人は多いです。 「先行者利益の獲得」などはその端的な例でしょうが、その意味
先週末の放射線学会では、陣崎雅弘(じんざき・まさひろ)大会長の会長企画である、末梢神経のセッションの座長を、樋渡昭雄(ひわたし・あきお)先生と一緒に務めさせていただきました。 久しぶりに末梢神経の画像に触れて、「神経痛の画像化(実際の臨床での使用)」、やっぱりぜひ取り組もう! と思いました。来年が楽しみです。 スライドは、2008年にRadiology誌の表紙採用になったときのものです。これは掛け値なしにうれしい出来事でした。 もう一枚はNew England Jour
昨日は、「第1回がん死ゼロ健康長寿社会 膵がん診断・治療シンポジウム」にお招きをいただき、講演をして参りました。この会の特徴は、専門医の講演を、患者さんにもあますところなくお伝えすることです。このため患者さんも多数参加されていました。 お招きくださったのは、放医研の小畠隆行先生。MRIの黎明期からお互いに研究を続けてきた同世代の研究者です。私自身、多くの研究者、また患者さんと知り合うことができ、とても収穫が大きかったです。改めて御礼を申し上げます。 さて本日の特別講演は、
小林久隆先生から、医学監修をした新書のご献本をいただきました。 光免疫療法がどうやって生み出されたのか、のほか、小林先生の人となりも書かれている本です。 この本の帯にもある「がん細胞がぷちぷち壊れていく」動画を、はじめて小林先生に見せていただいたときの驚きは忘れられません。 楽天会長の三木谷浩史さんが「おもしろくねえほど簡単だな」と語ったのもうなずけます。 この本を紹介するWeb記事がでましたのでリンクしておきます。このストーリは本当に面白く、フレミングがペニシリンを
昨年から今年にかけて、DWIBS法(ドゥイブス法)を用いた無痛MRI乳がん検診がかなり進んでおりますので、この点についてご報告をいたします。 受診者数、社員、アクセス数など5年が経ち、累計20,000人が受診しました。 契約病院数は45に増えました。夏までに60病院になることが決まっています。 アウトバウンド営業はほとんどしておらず、ほぼすべてがインバウンドです。本当にありがたく思っております。 今年度の年間予想受診者数は10,000人です。過去5年の平均値の5倍に達
今年も誕生日を無事に迎えることができました。健康で仕事ができることに感謝します。同時に、多くの皆さまに支えられて1年を過ごせたことを思い出しています。改めて御礼申し上げます。 今年の誕生日は我が母校、秋田の地に参ります。市内の「中通総合病院」でテストスキャンをし、その後は懐かしの同級生たちとの再会を楽しみにしております。 これまで進めてきた乳がん検診のことは、重要なものなので、別ページで詳しくご報告します。今日は、私が昨日感じた「リアルとアンリアル」について書いてみたいと
ドイツのクール(Kuhl)教授は、造影剤を使ったMRIを用いて乳がん検診を始め、乳がん検診の世界に新風を巻き起こしています。 最近の論文で、乳がん検診(及び治療)の現状と、将来について述べられましたので、DeepLの自動翻訳結果でこれをご紹介します。 論文における重要なポイントマンモグラフィー検診 低リスクの女性や乳腺が萎縮した女性など、ごく一部の女性にのみ行われるようになるだろう。 造影マンモグラフィによる検診 造影MRIのほうが優れているので、造影マンモグラフィ
日帰りで治る 痔はつらい病気ですが、日帰りであっという間に治ってしまう、というお話です。 八王子クリニックの井藤院長先生が、新たに新宿にクリニックを開院されたということで、お祝いに行ってきました。 クリニックの名前は、「八王子クリニック新宿」といいます。なんだかどっちにあるかわからない名前ですが💦、とにかく新宿にあります笑。 新宿三丁目で、とても交通の便の良いところ。 八王子クリニックは、全身DWIBS法や、無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)の実施をしてくれてい
今日は、日本乳癌画像研究会の一日目だった。 いつもと違って現地参加できずウェブ参加になってしまったことが残念だったけれど、視聴できたときには個室に近い空間で楽しめたこともあり、内容的にも豊富でとても良かった。 途中ではっと気付き、戦慄が走った。 「造影後脂肪抑制T1強調画像」のことを、「MRI」と呼んでいる世界だったのだ。 僕の中でのMRIというのは、たくさんの画像種の集団だ。 T2強調画像もT1強調画像もあるし、それぞれ「脂肪抑制」という言葉がつくかつかないかで、
高原太郎 東海大学工学部 医工学科 教授 株式会社ドゥイブス・サーチ 代表医師 はじめに●在学生や浪人生のみなさんへ 私はビリギャルみたいな人なので、この原稿では、とくに「現時点で」成績の悪いみなさんを励ましたいと思います。ポイントは、A: 熱中と繰り返しが奇跡を生む、B: サービス精神があなたを育てる、C: 忖度と社会的慣性ではなく、自らの考えや洞察力に基づき行動する、ということです。ゼロからいきなり成功することはできないけれど、いまあなたが為していることは、後の成功
質問に対してご返信しました。議論システムに文字数制限があるので、ここに回答を記します。 質問内容 恥ずかしながら、初めてDWIBSによる乳がん検診を知りました。これは拡散強調度の調整により癌の拾い上げを能力を高くした、とのご講演でした。がん発見のためには、DWIBS単独のみで乳腺USの併用は不要とお考えでしょうか。またDWIBSは年々ごとの実施が良いとお考えですか。線維腺腫などはどのように描出されるのでしょうか ご質問をいただきありがとうございます。高原太郎(演者)です。
携帯と電気自動車はいつ充電するのかみなさんは、昼と夜、どちらで携帯を充電するだろうか。 A: 日中に主に充電し、就寝中はあまり充電しない。 B: 就寝中に主に充電し、日中はあまり充電しない。 Aの人は、ほぼ皆無だろう。 使わない就寝中に満充電させて、朝、それを携帯して家を出る。 電池がなくなれば充電するが、なくならなければ帰宅するまで充電しない。 では、昼と夜、どちらで電気自動車を充電するだろうか。 A: 日中に主に充電し、就寝中はあまり充電しない。 B: 就寝
今年も誕生日を迎えました。 まず、健康に迎えられたこと、好きな仕事を続けられることに感謝したいと思います。失って始めて気づく健康、これからも大切にしたいです。 近況報告をいたします。 1. 全身MRI(DWIBS)の新刊(本年9月)「全身MRI(DWIBS法)」の新刊がとうとう刊行されることになりました。9月のMR学会に合わせて出版されるのですが、その直前のBodyDWI研究会で一足早く頒布できたらと思っています。 本書により、今まで分かりにくかった「全身MRI(DWI
コロナ禍でも急激な伸び2018年3月から正式にスタートした、「無痛MRI乳がん検診」(ドゥイブス・サーチ)は、丸4年で受診者10,000人となりました。 コロナ禍で、一般の検診が数十パーセントも落ち込む中、逆に伸びを示しました。その上昇ペースに私自身も驚いています。 これは、「痛い」「見られたくない」というつらさの解消が、女性に歓迎されているからだと思います。 NPS(エヌピーエス)と呼ばれるスコアが+30を示していることも、これを端的に物語っています。 TV(「世界
いま、皆に伝えたいのが、この、ペイル・ブルー・ドットという写真です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ペイル・ブルー・ドット#/media/ファイル:Pale_Blue_Dot.png 1990年に、地球から約60億キロメートルのかなたから、ボイジャー1号によって撮影された地球の写真です。 みえるでしょうか。 写真の右下に、かろうじて蒼い色であることが分かる点 ー それが地球です。 私たちはみな、この点の中に住んでいて、ようやく文明が芽生