生産者のご苦労に思いを馳せる
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昨日の雨の中、時々行くスーパーへ行きました。
ここのスーパーは、たぶん他のスーパーより野菜が2~3割くらい安い感じです。
今の時期はほうれん草がお買い得で、3株入って税込み108円で売られていたので3袋買ったのですが、ちょっと離れたところにちょっと丈の短いほうれん草が6株くらい入ったのが同じ値段であったので、先のほうれん草はやめて、ちょっと丈の短いほうれん草を3袋買いました。
買った時はお安く買えて嬉しいなって思いましたが、家へ帰ってほうれん草を茹でながら、『このほうれん草、私の手元に届くまでにどれほどの手間や苦労があったのだろう』って思ったら、ほんとうに108円で農家の方は利益があるのかな、これって『適正な値段なんだろうか』って考えてしまいました。
土作り・種まき・間引き・水やり・草取り・施肥・収穫・水洗い・根切り・箱詰め・出荷・・・もっと他にもたくさんの手間をかけてほうれん草作りをされていると思います。
私の家の近くにも、菜の花やブロッコリーの栽培をされていらっしゃる農家の方がいますが、休みの日も毎日朝から夕方までほとんど畑で作業をしています。
農家の方には土曜日も日曜日もありません。ご苦労がとても多いです。
私も下手の横好きで野菜や花を育てているので、こんなに立派なほうれん草を育てるのがいかに難しいか、少しはわかります。
いろんな物の値段が上がり以前より家計が苦しくなった今日では、やはり安く買えることはとてもありがたいです。
私にできることは、感謝することと余らせたり腐らせたりせず、買ったものを全部使い切ることだと思います。
ガーデニングや園芸の動画を見ていると、雑草からたい肥を作る方法などが出てきます。雑草と米ぬかをミルフィーユのように重ねて時々上下返してあげると、数か月後にはたい肥ができあがるそうです。これってサスティナブルやSDGsになるのかなって思いました。
お話を戻します。
農業に限らず漁業や畜産、酪農や養鶏などもそうです。生産者の方のご苦労を思わずにはいられません。
お金を出しても品物がなかったり数量が足りなくて売ることも買うこともできない時代が来るかも知れません。
値段が安い物だから食べ残してもいいとか、高級な物だから食べる時も味わって残さず食べるとかは違います。
自分の身体は自分が食べたもので作られます。必須栄養素が不足すれば私たちは健康ではいられなくなるでしょう。
生産者の方のご苦労に思いを馳せ、大切にありがたくいただかねば…そんなことを思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。