国債(1)債務対GDP比は重要!?
”日本の財政赤字がヤバイ”っていうのはみんな知ってると思う。
下記が”我らが信頼できる?”政府とマスコミの報道ね。
『債務対GDP比』で語るのが当たり前
(以下、全部クリックでHPにとびます)
そこで
よく使われるのが「負債対GDP比で世界最悪」というもの。
⇓ こんな感じ ⇓
これもね❤
『これで語るのがグローバルスタンダード』なんですね...。
IMFのデータベースなどでも「,GDP%」が基本です。
日本を代表する専門家も当然...。
日本総研の河村小百合さん(この分野の専門家)も『財政再建にどう取り組むか』という記者勉強会資料でこう書いてます。
”国内外の歴史を振り返る限り、GDP対比でみた政府債務残高規模が200%を
超過した事例はごく限られる。
政府債務残高規模の増加傾向を止めるには、プライマリー・バランス均衡では不足、一定の黒字幅を安定的に計上することが必要。...
...政府債務残高規模の対GDP比の安定的な引き下げを目標に据えるべき。”
第一人者のレポートなので興味深く資料の最後の方まで見たよ。
最後の方に載ってた、あれれ...(39P,最後から3P目)
でもサンプル数少ないしな…
あった、さすが河村さん!
より範囲を広げて中所得国、デフォルト時の対外債務か。でもいいや。
「対GDP比」がヒドイんだろうな。
あれれれれ....。
感想:
僕が先生だったら
学生が
『このデータからデフォルトの要因で
最重要なのは対GDP比の大きさです』
って言ったら
『はい、やり直しっ!』と言いますね。
国債(2) に続く
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