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国債(4)戦前からの統計で完結。

前回の要約
IMF(世界通貨基金)、世界で信頼されているデータベースに基づいて
=先進33国、平均31年間の歴史的事実として=
 ■そもそも単年収支で黒字達成を一度も達成したことがない国が4分の1
 ■収支黒字の達成経験ある国においても、その確率は4分の1程度。

=累積赤字がない国=
 ■G7,G20,【先進諸国でも記録の全ての年で累積赤字】。
 ■全世界の累積赤字統計を集計したら
 4,928[192カ国, 平均26年]データのうち累積赤字ないのは69。
 確率で0.016%
 しかも、小規模の産油国が一時期そうだった(=現在は赤字)とか。

 ■世界で1カ国だけ【現在も累積債務ゼロはマカオ】でした、中国行政区で28㎢のギャンブルで栄える国。

ここまで判明した。事実が分かった。

諦めずに考えた。一筋の光!

でも、財政黒字の模範となるような国、実績があるはずだ。
だって
”我らが信頼する?”内閣総理大臣も国会で『プライマリーバランス黒字化』ってつい先日言ってました。

総理プライマリーバランス黒字化

多くの専門家が、超頭の良い人たちが正しいデータに基づいて真剣に意見を交換した結果、それが国の政策になってゆくはず。

そうだ。
全世界で。 80年代以降の最新のデータは確認済み、なんだから。

もっと昔の、例えば戦前とかの歴史的データを探してみるしかない!

成功事例がきっと...。

財務省のシンクタンク。ありがとう!!

見つけました。

先進国の、歴史的な財政収支比較データ。

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この組織、最高です。
”我らが信頼する?”財務省のシンクタンクとして、財政経済に関する基礎的、総合的な調査・研究のほか、~。(説明リンク

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”我らが信頼する?”財務省主税局調査課が担当、いいぞ!

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「80年代以降」とかじゃなく

■先進諸国比較で
■5年毎の推移。
■しかも、戦前(1934-6年)以降、なんと85年ほどの長期データ。

完・璧・す・ぎ・る。

さすが財務省シンクタンクさん涙

で、これを見やすく加工しました。(下記に直接リンクも紹介)

先進国の財政収支歴史的推移(財務省シンクタンク2020)画像


ザ・撃沈。

歴史的結果g7_1934年以降

もう自信をもって撃沈。

結論。

「財政赤字が間違っている」としても
「財政赤字を改善すべき」としても


■事実として『累積債務をゼロにするのは不可能』。
 この事実を認めよう。

それが債務について語る前提条件です。

『もっと知りたい!』と思った方は下記動画どうぞ。


そうそう。
つまりね、この結論は
”我らが信頼できる?”と思うマスコミ、専門家や政府を信じちゃダメってことですね。 

#議論より事実 #知性は素直力 #教養は常識の更新  です。

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*下記クリックすると直接ダウンロードできます

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