【ヤバいの見つけた。】アベノミクスは最初から終わってた(H23経済白書)①
もうがっくり...。
アベノミクスはH24年12月、第二次安倍政権発足からスタート。
だけど
前年の経済白書:第一章 「物価の動向と金融資本市場」 見たらさぁ
完 全 否 定 してた!?
(引用開始)”
◉中央銀行による潤沢な資金供給が金融部門の外に波及せず)
(略)デフレとの関係を考える場合、中央銀行による資金供給が金融部門の外にも行き渡り、経済全体の資金循環が活発化することが重要である。
こうした視点から,(略)マネタリーベース,(略)マネーストック(M2)(略)名目GDPの動向について,日米を比較しつつ見てみよう(第1-2-15図)。
(略)リーマンショック後の大幅な金融緩和や我が国における2000年代前半の量的緩和政策時においては、中央銀行によるマネタリーベースの増加が金融部門から先につながらず、貨幣乗数は低下している。特に、リーマンショック後のアメリカにおけるマネタリーベースの拡大は大規模であり、マネーストックの増加率を大きく上回っている(貨幣乗数は大きく低下)。”(引用終了)
◉日本の過去の金融緩和政策だけでなく
◉アメリカのより明確な政策を引き合いに出してダメだし。
(引用開始)"
我が国においても、2001年の量的緩和導入時以降に(略)、マネーストックも、我が国では相対的に緩やかな伸びとなっており、マネタリーベースの拡大に対してほとんど反応していない。
名目GDPにおいては、2000年代半ばの一時期を除いて下落傾向が続いている。
日本銀行が潤沢な資金供給を行っても、それが金融部門の外に出ていかず、経済全体の通貨総量はそれほど拡大せず、また、名目GDPも成長していない。
日銀の資金供給が経済全体に行き渡るようになることが、デフレ状況の緩和のためにも重要である。”(引用終了)
◉金融緩和やるだけじゃあダメだよ
と。 いわゆるリフレ派の主張を否定してる
その上で
(引用開始)"
以下では、中央銀行の潤沢な資金供給にもかかわらず、
金融機関による貸出が増加しない背景を探る。
特に、金融機関の側から見て、
貸出よりも国債を始めとする債券購入を増加させる要因について検討する。"(引用終了)
◉現在起きている状況そのまんま
ちゃんと内閣府 経済白書でじゃん書かれていたことなんだなぁ...。