【完】預金は貸出の原資でない。でも...
前記事で「大和総研、富士通総研、野村総研、新生証券調査部長などが、当然一般常識、いわゆる”又貸し論”を理解した上で、”それは間違い”と結論づけている」と紹介しました。
【全国銀行協会の書籍】
度々紹介している「全銀協(銀行の業界団体)」様です。
一般人向けHPでの説明は下記の通りでした。(こちらの記事で紹介)
一方で
全銀協の企画部金融調査室発行の「図解 わが国の銀行」記載は
【日本銀行企画局による国会発言】
下記の通り
「民間銀行が貸出を行い
それに対応して預金が増加する」んだと。
【日銀副総裁の国会発言】
西田議員の依頼を受け、雨宮副総裁が「サラ金などとの違い」を中心に信用創造について説明しています。
ポイントは
ということで
前提:
1)銀行はノンバンクなどと違い
2)決済性預金により信用創造ができる。
結論:
信用創造とは
3)「貸出時に預金口座に貸出金相当額を入金記載すること」であり
4)貸出と同時に預金を作り出すこと。
よって
5)「貸出金はどこかから調達したものではない」
というもので
言い換えると
「貸出金はつまり、新たに記帳されるは預金」なのだから
”その原資はそもそも存在しない”、当然”原資は預金”という理解は間違っている、となります。
ここまで丁寧に説明をしておいて
以降「でも、やっぱり又貸し論が正しい!」と説明をしていきますっ!?
お楽しみに~