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大事な寄り道)安住紳一郎さんは好きですか?

僕はちょっと好きかな、妻が好きなもんで。その影響で。。。。

【安住紳一郎さんのラジオ。】

ここから54秒ほど聞いてほしいです。

どうでしょう?
とっても丁寧な口ぶりで好感持てますよね。

言葉を選ばずに直球ならば
「黙ってたけど、いよいよ、マジで迷惑です。
 迷惑なんで辞めてください!」って話。

それを
まず「ツイッターやっているのは私じゃない」という事実、誰も反論できない事実からスタート。
そして、「実は困っている」と感情・状況の説明した上で
「私の仕事をかなり見聞きしてくださっている方で、まずは”ありがとうございます”という気持ちがあった」と相手を攻めずに感謝の言葉を投げた上で
「申し訳ないのですが、運営の方法を変えていただければ…」と、丁寧な方法で穏やかに語り掛ける…。

いやぁ大人!
これぞ、THE・大人! です。

なお、この後、37:31には「即ツイッターアカウントが削除」された報告も。
その際も、惚れ惚れするような丁寧な愛情ある言葉です。

だよね。だよね。出世するよね!!

【立派な大人とは?】

僕はツイッターで「#かっこいい大人 を目指す…」という変なアカウント名でして

「大人ってどんな人?」について思うこと2つ。

大人とは
『人間が矛盾に満ちていて』
『そう簡単に理解できるものじゃない』ってことが分かっている

<1:矛盾に満ちている>

例えば「僕は温和なタイプだけど、格闘技・プロレスが大好き」。

「スタンフォードに留学するような、すごく頭良い友人が”実は自信がない”と話してきたり」とか「誰よりも早起きの重要さを理解しながら、それが出来ない」とか「仕事ではすっごいおしゃべりな人が、家では寡黙」とか…
一人の人間の中に相矛盾することって一杯ある。そして、それが普通。

<2:そう簡単に理解できるものじゃない>

 会社の嫌いな上司がいて、社内では意見も食い違うしお互い気まずいとしても、お客さんの前では「上司を立てる」し、「良い上司でよかったね?」と言われれば「はい!●●など助けてもらい、とても安心して仕事ができます。」とか言う。
 何かのパーティーで楽しそうに仲良さそうにニコニコで写真を撮ったとしても、「実は大っ嫌い」な人がいたり…
 「SNSでは明るく元気に投稿して、結構ファンもいる人が、実は現場では貢献してなくて近い仲間からは実は評判悪い」とか、いろいろあるでしょ。

【丁寧な言葉使い。相手への配慮。】

誰か直接知らない人の言動が記事になったとして「不愉快だな」と感じても、それはその人のほんの一面でしかない。 
 実は、「都合の良い部分だけ意図的に切り取られたかもしれない」し、「その発言の背景を理解すれば、その真意をもっと理解できるかもしれない」し…。
 自分の感情を直ぐ表現するのは抑えよう、我慢しよう、と。

容易に誰かを敵視しても、それは愚かだなぁ。
「瞬間湯沸かし器」でなく、「ゆっくりと穏やかに」判断したいもの。

立派な大人は「それなりの失敗」や「謙虚な学び」、「我慢の体験の積み重ね」で、そういう気持ちになれるんだと思う。

【”社会運動が届かない”その向こう側に。】

政治/社会運動を考える時
僕はこういう”立派な大人”、”穏やかな大人”が日本社会には一杯いると思う。会社員・働いていたら「毎日が我慢」ですよね…

その「穏やかさ」と「社会運動の激情」があまりにも距離がある。
その間に深い感情の溝があるんじゃないかな、と。

彼らには「社会運動の激情」がどう映っているんだろうか?

もう亡くなっているけれど、父親が保守本流・自民支持だった。
「個人主義なんて嫌い」「共産党なんてけしからん」というタイプの人間だった。

ああいうー父のような保守のー人にどうやったら届くのだろうか?
どういう言葉選び、どんな会話から始めたら、彼らの心に言葉が届くのか?

選挙をいくらやっても、やっぱりこの国の多数は「自民党支持の保守」な訳で、彼らに対する理解・想像力がなければ、彼らには届かず、何も変わらない…そんなことを考えたり。

ということで「大人」について
大事な寄り道でした~☆彡

==【成果を出す政治/社会運動】シリーズ==
寄り道・ストーリー記事 
⇒ 成果主義、3つの短い話。
⇒ 【成果を出す政治/社会運動】ストーリー1


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