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DisRespectをRespectへ。「ディスられる」ことは私の成長エネルギー


#コンヒラ #ディする #成長 #Disrespect #Respect

昨日面白いことに気づきました。これも内容深すぎて誤解を招きそうなので怖いのですが、私にとっては大変大きな学びだったのでアウトプットして紹介させていただきます。

ある経営者が集まった勉強会の場でのことです。
一人の経営者が発表していただいた内容に対し、私は「これなんで?」と次々「WHY?」と指摘し続けました。
これを聞いていた他の経営者の方から私は「ディすってるだけではないですか?(DisRespect)」と指摘を受けました。

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この指摘はものすごく大事で「相手がディスられた」と感じると、一気に会議は非生産的になり何も知恵がでなくなります。
ですから本当は「Why?」のあとに「こうしてはどうですか?(How)」と「そうすると問題は解決すると思います。(Merit/Solution)」「なぜなら(Because)」とポジティブに話しを進めるほうが良いのだと気づきました。
さらに言えば「私はあなたを認めています(Respect)」という意思表示をするべきだったのかなと感じました。
そうしないと相手が「心のコップを下に向けて、私のコメントがたとえ正しかったとしても水を受け入れなくなるから」です。最近はやりのGoogleの会議で有名になった「心理的安全の担保」というやつですね。


ただ私の経験上、これは部下に対する会議ではよいのですが、ひとたび上席者(特に経営層)では話が変わってくると考えています。なぜなら、経営者は絶えず問題が大きくなった状態で相談が上がってくることが多いからです。
基本的にすべての問題は「社長の責任」と言われますが、逆に言えば「社長、なんでこうなの?」と社内外から突っ込まれることも多くなります。これを「おれを尊敬してないのか!(おれをバカにしやがって)」というと「俺をディするのか?」という表現になります。

ですから、私の場合「ディスられた」というのは「問題が表に出た状態。かつそれを経営者に指摘してくれた」ととらえることで「逆手にとって、じゃあこれを解決していけば逆にバンバン改善できる」と考えていますし、過去これがエネルギーになって一気に改善が進んだことが多々あります。そこまでいけると「DisRespect=ディすられた」ことをキチンと解決しきって「Respect=認められる。頼りになる」存在になれると考えています。クレームの対応に似ていると思います。クレーマーが逆にファンになってくれる状態です。

私にとって一番怖いのは「ディスられなくなること」です。これが一番怖いです。
完璧な経営者はいないはずなので、誰も社長をディする人がいなくなった場合、それは周囲がイエスマンしかいなくなったか、または何も考えないスタッフしか残ってくれていないか、または「言っても無駄」と諦められたかのいずれしかありません。こうなると突然「辞表がでる」ことになります。

私自身は、相手との関係性や立場を考え今後言い方を注意し、相手に誤解を招かないようにしなければいけないと反省しました。しかし、私自身は「ディスられる=DisRespect」ことを嬉々として受け入れて、即座に会社の成長エネルギーに転換できる経営者であり続けたいとも同時に気づかせていただいた日でした(感謝=Respectします)


DisRespectをRespectへ。「ディスられる」ことは私の成長エネルギーby山本太郎

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