補欠のない組織を目指す。
新人の営業スタッフがブログをアップしてくれました。
彼の主張は2点です。
・『企業の社員に補欠は無い』
・『自分の仕事だけをしているだけではダメ』
私が特に目に入ったのは『企業の社員に補欠は無い』という点です。
実はこれ、多くの会社では補欠がいるのではないでしょうか?
補欠とは「レギュラーの控え」なので、余剰人員となってしまいます。
余剰人員が生まれると、日本人は特に真面目なので「なにか仕事しなければ」と考え「本来不要な仕事」を初めてしまうことが多いです。これが無駄を生み出し生産性を落としてしまいます。
「補欠が無い」という表現は、当社が求めている経営理念と一致しています。補欠がいない状態というのは、「一人一人、全社員にスポットライトを当てて、それぞれのより高い目標を設定しより高い付加価値を生み出してもらうこと」と考えています。これを実現するために、現在は1on1面談という直属上司とのサシの面談を通して、一人一人もれなく目標設定を合意設定します。これによって「補欠が無い」状態を実現しています。
「補欠が無い」場合、一人でも欠けると困るのではないかと思われるかもしれません。しかし当社の考える「補欠が無い」状態は、「人が欠けても、他の社員が互いにカバーできる組織」であることが前提になります。そのため、残業もほぼなく、有給消化率を進んでいる現在の高い生産性と余裕、および多能工化が前提として必要になります。
補欠のない組織を目指す。byコンヒラsince1973