成功とは「一勝九敗」と知るべし。挑戦の圧倒的な数が必要
今朝の輪番朝礼スピーチは、当社M副社長(営業)による2024年に取り組んだ新規企画内容のシェア。
以下は、社内向けに私からコメントバックした内容なので、表現が社内向けになっていますのでご承知おきください。
M副社長は2024だけでも、新たに5件の製品/サービスの企画を始めています。更に過去取り組んだ企画もトレース中です。
すべてが収益事業に安定しているわけではなく、極端に言えば数をこなして成功事業を生み出す方法です。
たとえ勝率が「一勝九敗」だとしても、10件トライして1件成功の方より、100件トライしてたとえ5件しか成功しなくても5倍の成功案件を生み出すことができます。
ただ、3件しかトライしない人は、圧倒的にトライ数が小さいのでたとえ勝率3割だとしても3件×3割=0.9件ですから、1件も成功案件が生まれてきません。
そして注意しないといけないのは、100件挑戦して、5件成功する人は、逆に言えば「95件も失敗」があるので、かならず周囲から「また失敗してる」と非難される可能性があるので、これは会社の経営層がきちんと理解、評価しなければいけないです。
ちなみに、ユニクロの柳井社長の有名な書籍のタイトルも「一勝九敗」(https://amzn.asia/d/87wSJyC)です。実は大きな成功の裏には、膨大な挑戦と失敗の山が必ずあります。これをできる人財が社内にいない場合、かならず企業は衰退していきます。
でも、これだけ多くの失敗を精神的、体力的に乗り越えられる人はそんなにいるものでしょうか?いや、いないです。当社が人事評価のコンピテンシー項目の中で、このコンピ「挑戦と執着」のウエイトが高いのこのタイプを評価するためなのです。
このタイプがいないと、組織自体が沈んでしまうのです。
それはあたかもコンヒラ丸という船に必要な、「自分から発火して燃えるエンジン」ともいえます。エンジンがとまれば、船は沈みます。