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定例イベントも「なぜ?」って考えて、目的と意義を見直そう

#コンヒラ #社内旅行 #福利厚生 #経営計画発表会

当社の製造管理アシスタントがブログアップしてくれたのでシェアアップさせていただきます。今回は、当社の社員旅行について書いてくれました。

◆ブログ内でも書いているように、当社の社員旅行の行き先は概ね、創業者である会長が、その年の大河ドラマをベースにきめる暗黙のルールがあります。特に秘密にしているわけでもなく、社内外では公知になっています。昔は海外も行き、ついでに取引先工場の見学を行ったこともあります。

◆思い起こすと、当社の社員旅行では大きく2点変わったことがあります。

一点目は「社員旅行に、経営計画発表会を実施していた」のですが、現在では「社員旅行は旅行と懇親だけ」で、「経営計画発表会は、就業時間中に実施」になりました。
二点目は「社員旅行に、基本的に仕事を入れない」ということです。

◆先ず一点目
昔は経営計画発表会と社員旅行は一体で行われていましたが、当時社員から不評だと分かりました。なぜなら社員の希望は「旅行は、純粋に楽しみたい」という要望だったからです。私がコンヒラに入社前からあったイベントなので特に気にせず行っていましたが、よく考えると「なんで?」という深堀は一度もしたことがありませんでした。当社が社員旅行の中で、経営計画発表会を行っていたのは、単に他社の真似をしただけです。そこで当時「なんで経営計画発表会を旅行中にやる必要があるのだろう?と改めて自分なりに色々と考えてみました。答えは「別に旅行中にやる必要はない」です。そこで今は「経営計画発表会」は年間カレンダーに基づいて就業時間内で実施し解散するようになっています。

◆次に2点目
「そもそも社員旅行ってなんで必要なんだろう?」と考えていました。正直「今までやっていたから」惰性でやっていたと思い、「なぜ社員旅行が必要なの?」という点で考えてみました。まず単純に「社員旅行の勘定科目ってなんだろう?」と思い調べてみました。すると「福利厚生費」と書かれていたので、次は「福利厚生ってなんだろう?」と調べてみました。すると「福利厚生とは、基本的労働条件とは別に、企業が従業員やその家族の暮らしの支え、福祉向上の一部として用意するもの」とかかれていて驚きました。「なに!? 社員旅行って仕事(基本的労働)じゃないの?」って初めて知ったのです。じゃあ「福利厚生ってなんでやってるの?」更に調べると「労働市場から人材を確保する。仕事をする環境や条件を整える。仕事に対するモチベーションを向上させる。従業員の住環境を安定させる。企業定着率を向上させる」と書かれています。ということは「福利厚生」とは「社員のニーズが基準で会社が準備するもの」ということになるので、社員のニーズが「旅行は旅行と懇親を純粋に楽しみたい」であれば、そうすべきだと判断し、今は仕事を入れようとは考えなくなりました。そしてこの考え方からいくと、本当は会社は予算を準備するが、「旅行の行き先(海外含む)や、やりたいことは社員で決める」のが本当の姿だと今は考えています。しかし、当社の会長もご高齢になり、唯一の創業者であるといお立場を尊重し、この点は社員に「まだ創業会長が決めたがってる行き先を優先してあげて欲しい。仕事はいれない。将来我々が計画をバトンタッチするときは、社員の皆さんで考えて進めてほしい」とお願いしています。

◆以上の考えはあくまで、私が経営理念に照らしながら、「なんで?」と理由を考え直した結果出た答えなので、これをお読みの他社の取り組みが違ったとしても、その会社の目的があって行われているはずなので、まったく他意はないためその点ご理解ください。

定例イベントも「なぜ?」って考えて、目的と意義を見直そう。byコンヒラsince1973

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