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自分に甘い人は、他人の厳しさを利用しよう。

#コンヒラ #兵庫県中小企業家同友会 #経営指針成文化セミナー

毎年参加させていただいている、兵庫県中小企業家同友会の経営指針セミナーの第3回目受講がありました。

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今回、宿題がある勉強会と世話人がいる状態が生む効果を改めて2つ思いました。今回の宿題は自社のSWOT分析でした。
(参考動画は以下参照)


SWOT分析はもう15年前前から知っていますが、いざ使うことはほとんどありませんでした。つまり「知ってる」だけで「使っている」のではなく、さらに言えば「使えている」わけでもありません。宿題という強制力があるから、日常多忙にも関わらず「いやでもSWOT分析を使う」ことになります。使ってみると「おやっ」と気づきがあり、その気付きは「自社はこうなんだ」と新たな視点できづけるので、結果何をしないといけないかがなんとなく浮き出てきます。宿題には自分が使うことがあにツールを無理やり使い、使い方に気づかせてくれる効果があります。

もう1点の効果は、宿題を社外の人に見せて質疑することの効果です。社外の人に見せると、当社の事は知りませんから「なにこれ?」「なんで?」と聞かれるので、改めて「なぜか」を考えることになり、「これが答えだという決め打ち」に偏ることを避けられると思います。今回も世話人の方に突っ込またときに「あーなるほど」と目からうろこの気づきがありました。おそらく突っ込んでいただいた方は普通に「なんで?」って聞いただけですが、私にとっては「あーなるほど、そういう切り口で見るとおかしくなるんだ。じゃあこうしたほうが良いんだ」と大きな気づきがありました。答えに詰まる質問をされることでより効果の期待できる視点、答えが見えてきます。

以上のように「宿題と期限がある」と「他社(他者)から突っ込まれる」という2点の効果が私が自社の分析と方針策定するときにとても効果があることが、毎年参加している理由です。逆に言えば、自分と社員だけではどうしても自分に甘えてしまうのでそれを防ぐという効果もあります。

自分に甘い人は、他人の厳しさを利用しよう。

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