宿題は注文書。期日を守って納品し知識というお金をもらおう。
#コンヒラ #兵庫県中小企業家同友会 #経営指針成文化 #締め切り
昨日も5時間ほぼぶっ続けの経営指針成文化セミナでした。
お陰様で宿題やりながら、次々施策がきまるので、来期の方針をすでに一部前倒しで着手し始めたり、準備を始めています。宿題で完成した分析データをそのまま社内に説明すればよいだけなので、結局宿題をやるために増えた時間より、社内への説明準備の時間がなくなったので全体効率は高くなります。つまり生産性が結局上がるので助かってます。
宿題は一部の方たちが遅れたり、未提出の人がいます。これは毎年受講するのでわかるのですが、必ず一定比率います。今回も、勉強会の世話役の方が一生懸命お尻を叩いているようでした。
仕事には普通必ず期日があります。会社では色々なスタッフが役割分担しながら仕事を進めるため、どこかの期日が遅れるとボトルネックになり、後工程の人に負荷が必ず増えます。そのためサラサラと流れるように工程を流すためには、期日をまもることが必要になります。
では、お客様の期日(=納期)は守れるのに、社内の期日を守れないのはなぜでしょう?それは「お客様に間に合わないとお金をもらえない、取引を止められる、叱られる」と考えているのに対して、なぜか社内や仕入先には「忙しいから」「これぐらい待ってよ」「ごめんね」と言って、平気で遅らせてしまいます。
これは自分の立場が、上司であったり、発注者の立場だからだと思います。同僚であれば「だって、忙しいから。」「差し込みがあったから」と言ってしまいがちです。
ところが、この習慣があると恐ろしいことが起きます。それは「本当に困った時に、助けてくれなくなる」ことです。いつも期日を守ってやる人は、同僚、部下、発注先、ひいては上司からも信頼、信用されているので、本当に遅れる時は「周りが助けに来る」という現象がおきます。ところが期日を守らない人は「自業自得。巻き込まれないようにしよう」と逃げ出して誰もたすけてくれません。更に「上司の信頼」もないので「仕事を回してくれなくなります」つまり干されるのです。そして最後は「お客様からも「担当代えてくれ」と名指しされます。
じゃあどう考えるか?それはトヨタの有名な言葉がピッタリだと思います
「後工程はお客様。」です。宿題を出す相手が「お金をいただけるお客様」と考えれば、宿題はお客様からいただいた注文書だと考えればシックリきます。宿題の提出は「納品」です。実際はお金はいただけませんが、そのかわり「知識と経験」という無形資産をお金の代わりにいただけます。
後工程はお客様。byトヨタ
宿題は注文書。期日を守って納品し知識というお金をもらおう。byコンヒラsince1973
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