リーダーがいい加減になると、部下は一瞬でリーダーを見切る
盛心塾神戸で行う、稲盛デジタル図書館で聴講した「努力を極める」の中の以下の一説を読んで気づきシェア
(抜粋転載)大事なのは、社長自身がそれを信じて疑わないことです。自分の信念にまで高まっていなければ、部下は付け焼刃だとすぐに見抜きます。よく社長室に、社是や社訓を書いた額が掲げられています。ところがその社長は、書いてあることとまったく違ったことを平気でやっている。これでは、下から見ると、アホらしくて仕方がありません。「社長、朝礼で言っていることと、やっていることが全然違うじゃないか。『みんな一生懸命にがんばれよ。私もみなさんのためにがんばる』と言いながら、昼からゴルフに行っている。うちの社長は、話にならない。あんな社長がいるから、うちの会社はだめになってしまう」そのような話が、いくらでもあります。(以上、抜粋転載)
◆私なりの解釈は、社員は必ず、空の上からリーダーをジッと見ていると思ってリーダーは行動すべき。そのために、自分が部下に見られていて恥ずかしくない行動ができるように日ごろから「リーダーとしてあるべき姿」を自分に言い聞かせることも必要。それが「経営理念」。また社員が自分や会社をどう評価しているか、広く耳を立て、目で観察するべきと解釈しました。
ただし塾長が今回指摘した「リーダーは、経営理念を信念まで高め、社員に恥ずかしくない行動をすること」の中で「社員に恥ずかしくない行動」で最も大事なことは、実は「逃げないこと」だと私は考えています。
具体的には、社内外では日ごろから色々な課題も発生します。それを放置したり、面倒がった態度を社員は一番見ていると考えています。そのため、少しでも問題が見えたり気づけば、リーダーは即座に終結に向かって直視、直面し解決までしつこく追いかけるべきと、私は拡大解釈しました。
◆以上の気づきから、以下の行動を有意注意しなければと改めて思いました。
現在行っている社員との1on1面談で、社員の不満、不安がないかを吸い上げるようにする。
また、日ごろから些細なことを有意注意で見落とさず、「どうした?」と必ず確認し、終結まで追いかける。
リーダーがいい加減になると、部下は一瞬でリーダーを見切る。byコンヒラsince1973