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マンガを通じて自分を見つめなおす

こんにちは、LEOです。

最近書くことが無かったのですが、いいお題があったので便乗して、書いてみようと思いました。

行動が制限されている現状で、そんな中でも現実は押し寄せてきており、僕は自分をよく自分を見つめなおしています。小さいころからマンガを読んでいたこともあって、その一環として、僕の考え方や生き方に関わっているマンガを考えてみようと思いました。

たくさんマンガを読んできましたが、その中でも特に僕が影響を受けたマンガは
『神のみぞ知るセカイ』
『魔王 JUVENILE REMIX』
『ハヤテのごとく!』
『だがしかし』
『H2』

でした。すべて週刊少年サンデーのマンガで、今もサンデーは大好きで毎週楽しみに読ませていただいてます。これらから学んだことを書いていこうかなと思っています。

無理に変わる必要はない、ただ変わりゆくセカイに少し向き合うだけでいい

何か僕の印象だと、「自分を変えよう」とか「今の時代はこうするべき」とか、自分の変化を促すような文言が溢れているような気がする。でも、そんなにすぐに自分を変えれるような「強い人」だけではないと思う。少なくとも僕はそんなに強くない。

でも、『神のみ』の桂馬はリアルを嫌っていたけど、最後にはリアルに向き合うようになった。『ハヤテ』のナギはお金や家柄から離れることで、現実を見つめなおした。『H2』の比呂は自分がある人を好きだと気付いた時には、その人には恋人がいたという現実を乗り越えた。

このように現実は日々押し寄せて来るし、どうにもならないことも多い。それを自分はあまり考えず、他人の「変わるべき」という言葉に乗って、変わろうとするのは少しずれていると思うし、それで「何とかなるでしょ」と思えるのは強い人だと思う。

でも、上記の主人公たちは、そんなことない。彼らはそんなに強い人間ではない。でも、現実にしっかり向き合って、自分を持ったまま現実で立ち回っている。

実はこれが一番大切だと思う。
自分の目で現実を見ずに、現実に対して、自分を適用させようとするのではなく、まずしっかり自分の目で現実を見てみる。そこから、逃げるなり立ち向かうなりすればいいのではないか。よくある主人公のように現実を変える力が無い人は、こういう生き方でもいいと教えてくれた。

自分の「好き」は他人に理解されないかもしれないけど、大事なもの

好きなことは人それぞれなはず。でも、人の「好き」をダメ出しするしょーもない人もいる。さらには、周りの人と「好き」が合わないで、話に混ざれないこともあると思う。他にも「好き」を仕事にすることが美徳のようにも言われる。

でも、そんなの関係ないはず。「好き」にもレベルはある。『だがしかし』のココノツは駄菓子を好きだけど、駄菓子屋を継ぐことには反対していた。『神のみ』の桂馬は2Dが好きで、周りの人に何を言われても捨てなかった。

そういう「好き」は他人には分からないかもしれないし、他人のキライかもしれない。僕の「好き」は仕事にできる「好き」ではないかもしれない。仕事にしたらいやなところも見えるしね。だから、自分の「好き」を変える必要はない。むしろ、自分がそれを「好き」であることに使命感を持つくらいでもいい。だから「好き」が揺らぐかもしれない仕事にしなくてもいい。
そういう「好き」を大切にして生きていきたい。

違和感を持ち続ける

やっぱり世の中にはおかしいことがたくさんあるよ。でも、それに違和感を持たないことの方がよっぽどおかしいはず。なのに違和感を感じてない人はたくさんいると思う。

『魔王』の安藤は正義だとみんなに言われる存在に違和感を感じ、戦っていった。それも自分の些細な能力で巨大な敵に。

別に僕はそこに立ち向かうべきとは思っていない。でも、違和感をしっかり気づき、それに共感する人がいて、その違和感を持ち続けていれば、何かが変わると思う。その小さな違和感は大切にすべきだし、感じなくなってはいけないものだと思う。

本当に今のご時世、違和感しかない。けど、そんな欺瞞と嘘と出まかせの上で暮らしている人だらけだと思う。結局それらは変えることができないかもしれないし、変わったとしてもまた次が生まれて来るかもしれない。でも、違和感を持つことを止めたら、もう終わりだと思う。そんな人は何も成し遂げられないと思う。

こうしてみると

こうして整理してみると、やっぱり素晴らしいマンガ達だと思う。僕の読み取ったことは作者が伝えたいこととは違うかもしれない。でも、マンガは色々な読み方ができる。

ジャンプみたいに強い主人公がセカイを変えていくマンガも面白いことは面白い。でも、彼らよりももっと何かを教えてくれるマンガはあると思う。それは強い人には分からないことや本当に些細なことかもしれない。でも、それが支えになる人もいる。

こういうマンガで僕はできている。