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中国語単語の覚え方!覚えにくい単語の傾向と対策を解説します!
中国語を学び始めた時、テキストでもアプリでも良いのですが、単語帳を使って基本単語を一気にインプットすると効率が良いです。
中上級になってくると文章の中から単語を覚えていくという方法も良いですが、中国語の初級は英語の初級とは全然別物で、「犬」や「猫」なども何ていうかわからないという状態から始まるので、ある程度の語彙はまとめて覚えないとスタートラインに立てないからです。
今回は、”何回やっても”覚えられない単語について、初級段階でよく見られる傾向と対策についてを書いていきたいと思います。
1.初級段階で覚えにくいと感じる単語
最初に単語帳で単語を覚えようとすると、覚えにくいと感じる単語が必ず出てきます。
特に多くの方が覚えにくいと感じるのが「一つの中国語に対して複数の日本語の意味がある単語」です。
例えば、「要(yào )」であれば「日常的な習慣を表す」「〜〜したい」「間も無く〜〜する」など。。。
全然違うから、わけわからん!
となります。
2.そうした覚えにくい単語はどうすれば良いの?
こうした単語については「まず1個の意味を覚える!」と割り切りましょう。
1つ覚えておけば、2つ目以降の意味も印象に残りやすくなります。
英語でもそうですが、最初に"book"という単語を覚えた時は「本」で覚えたかと思いますが、ある時急に「予約する」という意味が出てきて
え!!!予約!?!?!?本なのに!?!?!?
という日が訪れたと思います。これはこれで印象に残るので良い方法なんです。
あれもこれも覚えられないと焦ってしまうとどんどん覚えられなくなり、どんどん嫌いになっていくので、まずは1つ覚える!精神でいきましょう。
3.その他の覚えにくい単語の傾向と対策
その他覚えにくい単語についても傾向と対策があるので、ここでは2つ紹介します。
①漢字に馴染みがない
例えば「个」などの漢字が出てくると
なんだか見たことない漢字だからいやだな〜、いやだな〜、怖いな〜
と思いがちですが、中国語(一般的に学ぶ標準語)の漢字は簡体字というもので、識字率を上げるためにわざわざ簡単にしたものです。
わざわざ簡単にしてくれたんだから覚えやすいはずだ!というマインドで臨みましょう。また、元の漢字を意識すると覚えやすいことが多いです。
先ほどの「个」であれば、もともとは「個」ですが、そのニンベンだけを抜き出してしまったというものです。
また、「机」はもともと「機」という漢字を簡単にしたものなので、「飞机」を見た時には「飛機」と考えると
まあ飛ぶ機械なんだから飛行機だよな、納得!
となります。
②使用イメージが湧かない
これも本当に多いです。
「这么(zhè me)」=「こんなに」
こうした単語も、本当にこれだけを丸暗記だと、結構キツイですよね。
私が単語のテストを出題する時には、ただテストをするだけではなく
この単語、どんな時に使う?
と聞くことがあるのですが、これが浮かんでいないと本当の丸暗記になってしまい、呪文の暗記と同じになるので難易度が高くなりすぎます。
例えばですが
「この店こんなに高いのか!」の「こんなに」とかで使います!
というように、初級段階では日本語で良いので例文が言えると良いです。あくまでも目的は使用シーンのイメージを持って印象に残すということです。
中上級であれば中国語で短くて良いので例文を作ると覚えやすくなります。
4.最後に
ここまで初級段階で多くの方が覚えにくいと感じる傾向と対策を書いてきましたが、人によって傾向は異なるので、「覚えにくい」と思った時には、「なんで覚えにくいんだろう」と考えてみてください。
仮説で良いので理由を考え、それに対して1つずつ対策していきましょう🔥
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