【ピンインが覚えられない人必見】中国語単語アプリ「Dadadada」の活用方法
中国語コーチングスクールthe courageの伊地知です。
これまで忙しい社会人を中心に本気で中国語を学びたい方が本気で学べる場を提供し、徹底してサポートしてきました。
今日は中国語を学ぶ社会人からもよく相談を受ける「単語のピンインが覚えられない」ということについて、おすすめのアプリ「Dadadada」を紹介します。
中国語を学ぶうえで単語暗記は避けられないですよね。
中国語の単語って漢字なので見たらその意味が分かってしまうものも多いですが、発音は日本語の漢字の発音と全然違うので、中国語単語を覚える時にはその発音とピンインも覚えないと聴いてもわからないし使えない単語になってしまいます。
ただ、ピンイン覚えるのってかなり大変なんです。
なんとなく日本語読みに引っ張られ、間違えて覚えてしまってたり、母音と子音は頑張って覚えたんだけど声調が覚えられていなかったりすることも多いです。
そして、ちょっと声調がうろ覚えになっていたことが原因で会話では伝わらない単語になってしまっているようなこともありますよね。
そんな悩みを解決してくれるのが中国語単語アプリの「Dadadada」です。
以前中国語単語アプリについては「HSK公認単語トレーニングアプリ」をおすすめしていました。もちろん今も同じくこのアプリは多機能で例文もついていておすすめで変わらないのですが、ピンインを覚えることが目的の場合は「Dadadada」を使う方が効果的です。
ただ、「Dadadada」は本当に機能が豊富なので、どうやって使ったら良いのか分からないと感じる方もいるかもしれないので、今回は1つのサンプルとして、語学学習コーチだったらこの設定でこの順番で使うことがおすすめというのをお伝えしていきます。これをベースにご自身に合わせたアレンジなどしていただくきっかけになれば嬉しいです。
中国語単語アプリ「Dadadada」インストールはこちらから
iOS/Android
最初はフラッシュカードから
基礎練習が目立ってるんですが、基礎練習はあくまでも「Dadadada」の特徴的な使い方であるピンインを打ち込むという機能なので、最初はシンプルに単語の意味を覚えるためにフラッシュカード機能を使ってみましょう。
まずは底上げのために「基礎表示」
①最初に「フラッシュカード」をタップ
②勉強したい級を選択
③以下の通りに設定してPart1をタップ
・単語数:10
・表示:基礎
・ランダム:on
このモードでは音声が流れて「ピンイン・漢字・意味」が全て表示されるので、この4つ全てをセットで覚えるようなつもりで、アプリの音声の後に続いて2回自分でも声に出して読み上げましょう。
これを100個単位でとりくみます。
ここはいったん底上げしときたい、全員に挨拶しておこうという段階なので、完璧に覚えられなくて良いです。
100人に挨拶して、20人くらい覚えられたら結構良いじゃんという感覚でOK。
次に「漢字のみ」表示で「見て意味が分かる」ように仕上げる
次にモードを以下のように変えて取り組んでみましょう。
・単語数:10
・表示:漢字のみ
・ランダム:on
このモードでは中国語の漢字だけが表示されるので、漢字を見て意味が分かるかどうかを確認しましょう。
電球💡のマークをタップすると答えが表示されるので、もし合っていたらそのまま次の単語に行き、間違っていた場合には右上の星☆をタップしてチェック単語に登録しておきます。
それを100やったら、今度は「チェック単語演習」をタップして、チェック単語に登録したものだけを繰り返します。ここでもう覚えたなというものは星☆を外していきますが、まだアヤシイというものは残しておいて、全体をやり終わった後にもう一度「チェック単語演習」をやって、徐々にその数を減らしていきましょう。
苦手な単語には何度も繰り返し触れることが重要なので、覚えるために止まるのではなく、覚えられなくてもまた2回目、3回目の「チェック単語演習」で出会うからそれで良いやという感覚の方が覚えやすいです。
チェック単語がゼロになったら、それでおしまいではなくて、もう一度Part1から順に100個全てが分かるかを確認します。
そこでもしまたチェックがつく単語があれば、また「チェック単語演習」でゼロになるまで繰り返します。
この「全体を確認してチェック単語つける→チェック単語演習でチェック単語をゼロになるまで繰り返す」のサイクルをだいたい4回できるとかなり定着しているはずです。
これができたら次に音を聞いても分かるようにしていきます。
ポイントは、自分は今何ができていて何ができないかを明確にしておくことです。なので、見て分かる状態を作ってから聞いて分かることを目指しにいきます。
次に「音声のみ」表示で「聞いて意味が分かる」ように仕上げる
次にモードを以下のように変えて取り組んでみましょう。
・単語数:10
・表示:音声のみ
・ランダム:on
このモードでは音声のみが流れます。
先程「漢字のみ表示」で「見て分かる」状態に仕上げたのと同じ要領で以下の順にすすめていきましょう。
①電球💡のマークをタップして、間違っていた場合には右上の星☆をタップしてチェック単語に登録する。
②それを100やったら「チェック単語演習」で苦手に絞って練習。
③チェック単語がゼロになったらもう一度Part1から順に100個全てが分かるかを確認する。
④またチェックがつく単語があれば再度「チェック単語演習」でゼロになるまで繰り返す。
ピンインを正確に覚えるために
ピンイン(声調以外)を正確に覚えるために「基礎練習」へ
ここまでで単語を見て・聞いて分かるようになったけど、ピンインはまだあいまいな状態ということがほとんどなので、ここで正確にピンインを覚えるために、「基礎練習」に移ります。
以下の設定にしてPart1をタップします。
・単語数:10
・読み上げタイミング:表示時
・ランダム:on(その他はoff)
このモードではピンインを打ち込んでいきます。
ただ、声調は判定の対象外なので、ここでは声調以外が分かっているかの確認になります。
ここまでのトレーニングと同様に、間違えたり自信がないものは右上の星☆をタップしてチェック単語に登録しておき、後から「チェック単語演習」で苦手に絞って覚えていきます。
声調も正確に覚えるために「声調」モードへ
最後に、声調モードで声調を覚えていきましょう。
ここでは以下の設定にしてからPartをタップします。
・単語数:10
・表示:基礎
・正解表示時間:1秒
・ランダム:on
・正解音:off
・誤答時自動チェック:on
リズム良く進めていきたいので、正解表示時間は1秒にしますが、そうすると間違えた時に右上の星☆をタップする時間が無くなるので、もう間違えたら勝手にチェック単語にするよという「誤答時自動チェック」をonにしておくと本当にサクサク進めることができます。
もう一度「フラッシュカード」へ戻る
最後に、もう一度「フラッシュカード」に戻って以下の設定にすることで「日本語から中国語が言える」ことまで確認できたら完璧です。
・単語数:10
・表示:訳語のみ
・ランダム:on
このモードでは日本語の意味が表示されるので、中国語が分かるかを確認しましょう。ここまでにせっかくピンインも覚えたので、覚えたピンインも合ってることを確認しましょう。
最後に
今回はピンインまでしっかり覚えることができる単語アプリ「Dadadada」の効果的な使い方を紹介しました。他にも色々な機能があるので、ぜひ自分に合った使い方を探してみてください。
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iOS/Android
また、こうしたアプリの活用方法含め、中国語をどうやって学べば良いかという具体的な方法をプロのコーチに相談いただくこともできます。無料のカウンセリングで無理な勧誘なども一切ありませんので、気になる方はぜひご活用ください。(カウンセリング予約はこちらから)