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中国語、日々の勉強方法と試験本番は別物です。

こんにちは、コーチの伊地知(@taroijichi)です。

私はコーチとして、中国語を本気で学びたい人のサポートをしているのですが、その中でもよく話題に上がるのが「日々の勉強と、HSKや中検などの試験本番での姿勢は別物」ということです。

今回は、何がどう違うのかについて説明したいと思います。

1.日々の中国語の勉強姿勢

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これはいつも受講生に伝えていることですが、日々の勉強は詰めを甘くせず、細かい抜け漏れがないように取り組みましょう。

留学や長期の現地滞在などであれば比較的語学習得の環境としては恵まれていると言えますが、そうでない場合は、特にこの日々の勉強の精度にこだわる必要があります。

なぜかというと、とにかく触れる回数などが多ければ、そのうち言葉の法則などが見えてきて、感覚としてわかるということがありますが、そうでない場合はしっかり頭で理解する方が効率的で、一定レベルまでの上達が速いからです。(ネイティブレベルを目指す場合は別です)

なので、私が運営する中国語コーチングスクールthe courageで出す宿題も、リーディングであれば細かい意味までわかっている必要がありますし、リスニングも一つ一つの音をちゃんと捉えられるところまでをゴールとしています(聞こえた単語でストーリーを組み立てたりしていてはNG)。

2.試験本番での姿勢

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これは試験本番まで、日々のトレーニングで詰めを甘くせずに練習を重ねたことが大前提となりますが、本番ではかなりザックリと中国語と向き合います。

もう今までやれるだけのトレーニングはやったから大丈夫

そう信じて、リーディングも漢字の読み方なんてどうでも良いのでとにかく意味がわかればOKとする。

リスニングも、一生懸命聞くけど、知らない単語も含まれてるかもしれないし、聞こえなかった音にいちいち引きずられてても意味がないので、聞こえたもので想像力もフル活用して解く!

という感じです。

これはネイティブとの会話なんかも本番と捉えて良いと思います。

リラックスして、日々のトレーニングの成果を楽しみましょう。

3.最後に

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私が学生時代にパンクバンドをやっていた時、ライブハウスの店長に言われて印象的だった言葉があります。

練習は本番のように、本番は練習のように演れ

語学学習もこれがそのまま当てはまります。

日々の練習は本番の緊張感を持って丁寧に行う。

本番ではリラックスしてただただ全力を出す。

いずれにしても楽しみながら全力でいきましょう。

もし短期で、本気で語学習得を目指す場合、是非プロのコーチに相談してみてください。全力で応援・サポートします。

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