雨です。 雨といえば水溜りです。 アスファルトの道では少ないですが 私の歩く土の道では、少しまとまった雨が降るだけで 大きな水溜りになるところがあります。 いつぞや…
自分が誰かと勘違いされて、まあまあな至近距離で 挨拶されたりしたことが何度かあります。 青山一丁目あたりでは2〜3度ほどありました。 1つ目は、 ツインタワービル…
我が家の黒い犬、ナルとの散歩ばなし。 前方から女性が歩いてきて、 犬に、ナルに呼びかけます。 「あら、ゲンちゃん!」 近くに寄ってきてくれて、しゃがんで ナルに話…
これだけ情報が溢れていても入ってくる情報と入ってこない情報があって、 世の中は私たちの知らないことだらけである。 同僚のGが、地元でめちゃくちゃ美味しいラーメン屋…
年末、娘が言っていました。 「1月1日が雨だったってことほとんどなくない? まあ、そりゃそうか。 元旦は、そりゃあ天気も雨降れないもんね」。 言いたい雰囲気はわ…
世の中には騙す側と騙される側がいる。 サギとカモだ。 サギは多くの人をカモにする。 多くのカモは1人のサギの手にかかる。 具体的にはこうだ。 サギ1に対し、カモ6。 …
「あなた、カラスには気をつけて」 妻は言った。 ナルの散歩(我が家の黒い犬)の時のことだ。 周囲を警戒しながらこの街を歩く妻の様は、 まるでジャンレノがかつて演じ…
近頃は腕のいい“でえく”ってのをすっかり 耳にしなくなった、なんてね。 “でえく”が世の人様の前に初めて出たのが 文政7年。時の将軍は11代家斉。 勝海舟が数えでいう…
「子どもたちのお茶碗を買ってきた」と、家人。 3人分、色違い。 娘がはじめに茶碗に対面した。 「かわいい。へえ、これザラザラするんだね」。 手に取りながら言う。 …
ひとり住めばあをあをとして草 これは、明治、大正、昭和初期の俳人、 種田山頭火が詠んだ句である。 時代は過ぎたが、ここに詠まれた自由律俳句は 私たちの液晶画面上に…
布施太朗oton+to
2023年10月14日 17:12
2023年10月14日 17:06
2023年10月14日 17:01
2023年10月14日 17:00
2023年10月14日 16:59
2023年10月14日 16:57
2023年1月21日 12:00
雨です。雨といえば水溜りです。アスファルトの道では少ないですが私の歩く土の道では、少しまとまった雨が降るだけで大きな水溜りになるところがあります。いつぞやの大雨の数日後、うちの黒い犬と歩くいつものその土の散歩道には大きな水溜りがありました。細い道です。道を塞ぐ大きな水溜りを避けて通るには、水溜りを右からなぞるように歩くか左からなぞるように歩くかのどちらかです。私は右からな
2023年1月21日 11:58
自分が誰かと勘違いされて、まあまあな至近距離で挨拶されたりしたことが何度かあります。青山一丁目あたりでは2〜3度ほどありました。1つ目は、ツインタワービルの地下のお店でご飯を食べていた時隣の席の男性から「ああ、〇〇さんこんにちは。すみません、気付きませんで」と挨拶をされました。隣の席なので離れていても2mほどでしょうか。至近距離です。◯◯さん、聞き取れなかったが、”ふせ
2023年1月21日 11:56
我が家の黒い犬、ナルとの散歩ばなし。前方から女性が歩いてきて、犬に、ナルに呼びかけます。「あら、ゲンちゃん!」近くに寄ってきてくれて、しゃがんでナルに話かけてくれてます。「ゲンちゃんっ!今日は暖かいねー」。たぶん私にも話しかけてくれていると思います。しかしそもそも、この方はナルの名前だけを間違えているのか?それとも、ゲンちゃんと飼い主セットで間違えているのか。つまり、
2023年1月21日 11:53
これだけ情報が溢れていても入ってくる情報と入ってこない情報があって、世の中は私たちの知らないことだらけである。同僚のGが、地元でめちゃくちゃ美味しいラーメン屋を教えてくれた。ヘェ〜、知らなかった。近いうちに行ってみよう。これだけ情報が溢れていても入ってくる情報と入ってこない情報があって、地元でも私たちの知らないことが多く存在する。そのラーメン屋のことを家族に言った。いい店教
2023年1月21日 11:31
年末、娘が言っていました。「1月1日が雨だったってことほとんどなくない?まあ、そりゃそうか。元旦は、そりゃあ天気も雨降れないもんね」。言いたい雰囲気はわかります。が、この雰囲気そのままに、正しい日本語にするとどうなるのか。
2023年1月21日 11:28
世の中には騙す側と騙される側がいる。サギとカモだ。サギは多くの人をカモにする。多くのカモは1人のサギの手にかかる。具体的にはこうだ。サギ1に対し、カモ6。この小さな池が、僕にそれを教えてくれた。
2022年12月29日 10:24
「あなた、カラスには気をつけて」妻は言った。ナルの散歩(我が家の黒い犬)の時のことだ。周囲を警戒しながらこの街を歩く妻の様は、まるでジャンレノがかつて演じたレオンである。「なにを藪から棒に」そう私が言うと、「カラスよ。電線にとまっているカラスのことよ」間髪入れずにレオンは、いや、彼女は言った。「ヤツら、私たちを狙って糞を落とすのよ」「そんなことあるもんか。この街のカラスに
2022年12月14日 12:18
近頃は腕のいい“でえく”ってのをすっかり耳にしなくなった、なんてね。“でえく”が世の人様の前に初めて出たのが文政7年。時の将軍は11代家斉。勝海舟が数えでいうところの二つ。まだヨチヨチの頃ですな。その頃からどんどんどんどん“でえく”ってのが広まったんですと。なんだか思いのほか新しい気がしねえでもねえですがね。この“でえく”ってのは、どいつもこいつも分け隔てることなくいっ
2022年12月13日 08:51
「子どもたちのお茶碗を買ってきた」と、家人。3人分、色違い。娘がはじめに茶碗に対面した。「かわいい。へえ、これザラザラするんだね」。手に取りながら言う。娘は少し、その手触りが苦手そうに見えた。個人的な感覚かもしれないが、嗅覚とかと異なり、手触りについては、“慣れ”で解決することはなかなか無いような気がしている。母(家人)と娘(高2)は、共通の話題で盛り上がったり
2022年12月11日 20:57
ひとり住めばあをあをとして草これは、明治、大正、昭和初期の俳人、種田山頭火が詠んだ句である。時代は過ぎたが、ここに詠まれた自由律俳句は私たちの液晶画面上に数多映し出される文体のやうである。※今回はあへてこのやうな文体で書かせていただひております。尤も、文末の意味が異なる限り、それを文体と纏めることは出来ぬと、谷崎潤一郎先生あたりから嗜められそうでもあるが、尺を含めたその佇ま