【駄文】苦手克服は難しい
時々使うネタです。
私は柔道二段を取得しています。そのため、
「得意技は何ですか」
と聞かれることがあり、
「口車ですかね、後は、拝み倒しとか泣き落としも使います。最近は、丸投げも上手く使えるようになりました」
というのが、もう30年近く使っているネタになります。しかし、得意技があれば苦手な技もあります。私が苦手なのが「前倒し」です。
というくだらない話をしつつ、「会津ワイン黎明綺譚」については、前倒しして、一旦手仕舞いとしました。この三日間、熱を入れて取り組みましたので、一度、筆を置き、熟成期間を設けたいと思います。
今回、書き手としての弱点である「人物描写」に取り組みたいと考えていましたが、残念ながら「力不足」を実感することになりました。まだまだ修行が必要です。
また、弱点の一つである「悪人が書けない」についても、挑戦したところでしたが、初期構想では、一人「狡くて悪い人」を設定していたのですが、これも失敗しました。悪人を描ききれませんでした。
まぁ、しかし、それでも何とか「一旦完結」まで持っていけたことを是としたいと思います。熟成期間に、本編の充足やサイドストーリーみたいなものを考えて、少し力を抜いて遊んでみたいと思います。
もう少し、文字数を要するかと考えていましたが、現時点で2万6千文字くらいでした。いくつかの構想を除して、シンプルにしたため、良くも悪くもスッキリした感じです。
没ネタとして
・150年前のカリフォルニア
・会津の殿様
・そもそも葡萄栽培を始めた契機
などがありましたが、今回はあまり時代を飛ばさずに、時間軸を絞り、主人公である人に焦点を当てたいと考えたところです。
この後、何人かのクリエイターさんのアドバイスなどをいただきながら、加筆修正をしていく予定です。
私の得意分野に、偶、縁、タイミングなどがございまして、新作については、偶々4月末のタイミングで、手仕舞いとしたところです。正直なところ、体調も考えると、手仕舞いせざるを得ないかな。という面もあります。
まだまだ、未熟な書き手ですが、noteもkindleも含め、「読んでいただける喜び」を堪能できること感謝です。
そして、数少ない自分の武器としては「公務員」があるということを実感しました。今回の作品では「脇」として公務員が登場します。終わってみればコイツが良い味を出してくれまして、もしかしたら今後加筆する上では、さらに登場場面が増え、本来の主人公を食ってしまうかもしれません。うまくバランスをとれるかが課題になります。
今回、苦手克服とはなりませんでしたが、まだまだ修行を重ねて、苦手の克服、得意分野の強化を図りたいと存じます。
流行作家は目指さないですが、交流作家として、さらに開拓を続けてまいります。毎回のことながら、note街での交流に助けられて活動できることが嬉しく、有難いです。
引き続き仲良くしていただきますようお願いします。