【駄文】夏詣
浅草神社が平成26年から、「夏詣(なつもうで)」という祭事を始め、全国の神社仏閣に広がりつつあるようです。
この新しい風習について語るほどの知識はありませんので、ここでは触れませんが、浅草神社に敬意を表して、10年以上前に浅草で撮影した写真をサムネ画像として使用した次第です。
東京スカイツリーが建設中というのが、ちょっと気にいっています。
そして、ここのところ私の心をとらえている「隠津島神社」さんも、今年「夏詣」を実施されていました。7月1日から10日まで開催されていて、私が最初に隠津島神社さんを訪問したのが7月10日でしたので、まさに、その期間だったのですが、御朱印帳を持参せず、限定御朱印をいただかなかったことが、今更ながら悔やまれます。そして、期間中に3回開かれた「雅楽」の演奏会も見逃してしまったのですが、こちらについては、YouTubeに動画がアップされていました。
30分以上ある長い動画ですが、思うところあり最後まで観てしまいました。
この動画だけではなく、神社に関する色々な動画も、興味深く視聴させていただきました。そのほか、隠津島神社さんでは、おそらく禰宜様を中心として、twitter 、Facebook、noteと様々な取り組みをされています。
禰宜様とは、一度もお話をしたことが無いのですが、
『伝統は護るものではないのです、塗り替えていくものです。どんな祭祀であれ、神道の創立とともに成立していたものではないのです、人が考案したものですから、大事なことは形式ではないと思うのです。
神様や自然を敬う心とか、人の幸福を祈る心が大切だと思うのです。それが神職としての持つべき心ではと考えています。逆説的に言えば、その心さえあれば、形式に拘るべきではないとも思うのです。時代とともに、人の心とともに、新しいことに挑戦していくことも必要だと考えています。
おみくじも、お守りも、最初に始めた時は、批判されたかも知れないです。けれど、今は全ての人に受け入れられ、必要とされて続いています。
まして、神道には八百万の神がいらっしゃるのです。自然界に存在するモノやコトはもちちん、異国の神や教えでさえも受け入れてきた歴史があります。神道はその教えを護り続けてきましたが、シーラカンスのように三億年前の姿を保持しているのではないのです。
常に変化を重ね、その姿を替えてきました。だから、現代にあるモノやコトを受け入れることこそが、あるべき姿だと考えています。インターネットもSNSも漫画もユーチューブも、クラウドファンディングも、何でも挑戦したいと思います。
全ては次代のためにです。神様への信仰を繋ぎ、人がよりよい幸福を重ねるために行動したいと思うのです』
なんてことを考えているのかなぁ、と想像して楽しんでいます。公式ウェブサイトにある、クラファンへのリンクも埋めておきます。
本日は隠津島神社さんへ敬意を表して、過去作の宣伝はいたしません。
ただ、勘の良い方はお気づきのことと存じます。本稿が新作への宣伝ということを。新作は12月発刊に向けて、ゆるりと取り組み中です。
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。