【駄文】地味で良いのよ、滋味を目指すのよ
レベル51になりステータスが減少するとともに、投稿への意欲が低下していた太郎です。レベル51になるタイミングと、「公タマ伝」から始まり「黎明奇譚」「旅する恋人」と、1年前に想定していた以上に、電子書籍を発刊したこともあり、若干、燃え尽き症候群に近い状態だったのかも知れません。
特に「旅する恋人」については、全く想定外の作品でした。御承知の方もいらっしゃると存じますが、福島太郎が誕生したきっかけの一つは
「太郎さんは何ができるのですか」
という知人からの問いかけでした。この問いに答えるべく、太郎が生まれ、「公タマ伝」から「黎明奇譚」までの作品が生まれました。ただ、「公タマ伝」は「死ぬ前にやらなきゃ死にきれない」という、切迫した心境でしたが、「第2集」と「黎明奇譚」は、
『To be, or not to be, that is the question』
の状態で進めてきました。「この本、出す意味ある?」という疑問を抱きつつ、汗かき恥かき文をかき、恥知らず恩知らず身の程知らずで、歩みを進め「やらぬ後悔よりも、挑戦して失敗」というテーゼに身を投じてきました。
さて、迷いながらもミッションを終えたはずなのですが、本来ならば「黎明奇譚」で「福島太郎の物語」は完結するはずが、勢いでnoteに「題名のない物語」を投稿してしまいました。その前の3冊にある「使命感」も「責任感」もなく、「好きに踊らせてくださいよ」状態です。振り返るとトランス状態だったのかも知れません。
note界において、フォロワーも少なく、スキも閲覧数も少ないオッサンが独りで踊る姿は、滑稽を超えて哀れとの自覚はあるのです。骨格を超えて肥満体という醜さ、人気が無いという切なさを感じつつ、
「地味で良いじゃない、滋味になるかも」
という気持ちに殉じたいとも考えてしまいました。
当初の目的を達成したにも関わらず、未だnote界に生息している恥ずかしさはありますが、本日、大変ありがたいことに、「かこさん」の記事で私のことを取り上げていただきました。
「駄文」しか書くことができないオッサンでも、少しは誰かのネタになれるとしたら、もう少しこの世界に居させて欲しいと願うのです。
今日も楽しくない話ですいません。もっと「ワクワク・ドキドキ」の話を書きたいと思うのですが、力不足です。
なお、私の精一杯のワクワク・ドキドキはAmazonで電子書籍で販売中です。書籍をお買いいただくと、私が幸せな気持ちになれますので、御検討いただきますよう、お願いします。このサイトに表示されない「恋する旅人」が著者的にはおススメです。