【駄文】Kindle出版のススメ
こんばんは、今日もお疲れ様です。以前は「note界」と表現していましたが、最近は「note街」と表現することが多い福島太郎です。
好きなクリエイターさんへご挨拶しながら、街をフラフラしていると「kindle出版したい」「自分の本を出版したい」という言葉と出会うことがあります。全く目立ちはしませんが、「kindle出版」を経験した身として、いくつかの経過については、「マガジン」としてまとめてもいます。
なんやかんやで、昨年以来50本以上の稿を登録しているようですが、記録的な話が多いので、処女作「公務員のタマゴに伝えたい話」の発刊1年を前に、あらためて街の皆さんにお伝えしたいです。
「Kindle出版って、面白いですよ。是非、挑戦してください」
街では人気が少なく、売上の少ないオッサンでも断言します。
これは挑戦する価値がある。ということを。
いくつか、私なりの感想を書き出してみます。巷で言われているような、当たり前のことばかりなので、新鮮味は無いことをお詫びします。
1 書きたいことを「書く」ことが楽しい
これは、少し特殊な背景もありますが、仕事で「文章」を創ることもあるのですが、この場合は「書かなくてはならない」ことの制約が大きいです。もちろん、その中で創意工夫する楽しみもありますが、noteも含め著作の場合は、「書きたいことを書きたいように書く」ということが楽しいです。
ただ、私の場合、楽しすぎて「公募」などに気が向かないというマイナスも生じました。
2 書いたものが「残る」ことが楽しい
amazonの「販売欄」に著作が並び、著者プロフィール欄なども存在してしまうのですよ。「ド素人」にも関わらず。今でも照れくさい感じはしますが、普段の生活とは異なる自分が存在し、書いたものが「形」として存在し続けることは、ちょっと感動的でもあります。自分という存在も居ていいのかも知れない。と感じるのです。noteやブログなどのSNS的なツールでは、記事が流されていくような部分が強く感じますが、amazonではしっかりと存在し続けることに感謝です。
3 読んでもらえることが嬉しい
ある意味、これが究極の嬉しさです。noteに投稿した原稿を読んでいただけることも嬉しいですが、Kindleでは基本的に有料ですし、他にも多くの作品がある中で、「お金と時間を費やしていただけた。自分の考えに興味を持っていただけた」ことを実感できることは、実に嬉しく有難いことです。
4 売上げが得られることが嬉しい
これも、ちょっと私の特殊事情があり、表現が難しいのですが、「ちゃんとお金を稼ぐ」ということについて、経験が乏しいのです。もちろん働いてお金は得ていますが、「他社と競争して契約を勝ち取った」とか「新規受注をいただきました」というような「営業的」なものの経験が無いのです。
また、「モノを作り購入していただく」ような経験もしてきませんでしたので、自分の力で「稼ぐ」ということを楽しんでいます。
amazonでは「5 月分の KDP セレクト グローバル基金の金額は約39億3,062万円」なんて表示もありまして、この世界中から集められた約40億円のお宝を、ハンティングしてるなんて妄想も楽しめています。
5 読んでくれた方からのリアクションが嬉しい
amazonのレビュー、noteの記事やコメントで触れていただける方、控え目に言って「最の高」です。時々、舞い上がり過ぎて、「アルパカ社長」さんに冷やかされたりもしますが、温かい意見、厳しい意見とも嬉しく、有難いことです。素晴らしく得難い経験です。
なお、少し変わったリアクションとしては「図書館に取り寄せをお願いしたら届いた」というものもありました。
6 売れるかもという夢を見ることができる
名も無く、何の実績もない著者ですから、売れる要素が無いのですが、
「何かの間違いで、売れるかも知れない」
という夢を見るのは、なかなか楽しいです。宝くじや馬券なら、ハズレれば買い続ける必要がありますが、なんと、Kindle出版なら一度エントリーすれば、夢を見続けることができるのです。吃驚ですよね。そう考えると初期投資も安いものです。
7 売れない・読まれない日々はちょっと辛い
これは、否定できないネガティブな部分ではありますが、そんな部分も見方を変えれば、
「売れた部分は減らないし、ちょっとづつ数字は増えるかも」
と考えて、アサヒルバンバンバンと、Amazonの売上グラフをドキドキしながら開くのは、やはり楽しいのです。
ちなみに、販売や売上げの管理についても、全く手間がかかりませので、コスパも良いですね。毎月、amazonさんが自動的にロイヤリティを振込みしてくれます。
あと、余談ですが、「kindle出版」をしたことについて「スゴイ」と称賛してくださる方もいて嬉しいです。私自身はスゴイ存在では無いですが、ある映画の名台詞を思い出して嬉しくなります。
人生に必要なのは、勇気と、想像力、そして少しばかりのお金なんだよ
私は、kindle出版を通じて、自分の「勇気」と「創造力」そして「少しのお金」を賭けて、人生というものを楽しもうとしているのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。著者今月のイチ推しは、恋する旅人という本になります。