上野東照宮ぼたん苑 その3(太郎編)
2月22日に訪問しました「上野東照宮ぼたん苑」の続きです。サムネ画像は「白雁」です。
本稿は、「酎愛零さん」の記事へのオマージュとして投稿しておりますので(太郎編)と付しております。
さて、サムネ画像に続きましては
春を待つ「桜」に視線を移します。私、冬の寒さに耐える桜の木を見るのは、結構好きなのです。雪の中の桜木というのは、非常に美しいと感じるのですが、さわやかな冬の青空にそそり立つ姿も善いものです。
年々歳々花相似
歳々年々人不同
好きな言葉の一つです。私たちの喜怒哀楽、悩みや苦しみを越えて花が咲き続けることを祈りたいと思います。
ぼたん苑に来ているというのに、違うところばかり見ようとしてしまうのは、私の良くない癖ですね。再び、牡丹に戻ります。少し慎み深い印象の「黄冠」(左右とも)です。
葉が大きく広がりながら、王を支えているような印象を受けます。
右側の淡いピンク色をしているのが「平成桜」です。少し俯いているような姿がシャイな印象です。平成に品種改良されたのかと思いますが、私の中の平成という時代は、「阪神淡路大震災」「地下鉄サリン事件」「東日本大震災」など、なんともやるせなくなる時代でした。直接的に戦闘を行うことはありませんでしたが、中東の紛争などもありました。
日々、穏やかに過ごしていきたいものです。
冬ぼたんとして、季節的には終盤のような印象ですが、かなり生育が遅れている苗もありました。書き手として、何も成し遂げていない自分の姿が重なります。花が咲いた時に誰もいないとしても、花咲くことなく土に還るとしても、花が咲く日を夢見て、日々を過ごしていきたいと思います。
少し、モノ哀しい気分になりましたが、気持ちを切り替えて純粋に花を楽しみます。
見るものが、唯々美しく胸を打たれます。
50余年生きてきて、小さな苗の名を知らぬ我が身を嘆くことになります。
いや、そういう展開はもう止めましょう。
唯々、花を愛でることにします。
拙い写真に、余計な文章を添えてしまい失礼しました。
上野東照宮ぼたん苑の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。そして、
#何を書いても最後は宣伝
本日もこちら「イルカの恋は涙色」です。
noteを含め、基本的には「数には拘らない」を標榜していますが、この作品を素晴らしさを、多くの方に伝えることができないことは残念な気持ちもあります。
けど、必要としている「一人」に届くことを願い、今日もPRさせていただきました。