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【エール】まひるのつき

#何を書くより最初に宣伝

  note街で、私が「盟友」とお慕いしている「きよこさん」が、本日kindle出版で絵本を発刊されましたので、御紹介です。
 ご承知の方も多いと存じますが、きよこさんの固定記事はこちらです。

 実は、発刊前の原稿を拝読させていただいたのですが、その際は何のコメントもリアクションもできませんでした。言い訳をしますと
『これは、きよこさんの魂の結晶。私ごときが語るのはおこがましい』
とか、悪い影響を生じさせてはいけない、と感じたのです。
 今回は、発刊された本を拝読しましたので、公開されましたので、ネタバレ抜きで、感想を残したいと考えております。
 読み終えて、最初に心に浮かんだのが、このセリフです

『消えて行ってしまうものは
 無かった ものと 同じなのかなって…
 今ならわかる 意味はある あったんだよここに』

羽海野チカ:ハチミツとクローバーより

 羽海野チカ先生の漫画の名場面です。そこで、あらためて、見えないように見えて、「確かにある」という「まひるのつき」というタイトルにも想い至ったことになります。

 本作は「絵本」と位置づけているようですが、内容的には全体で一つの詩のような印象です。そこに、きよこさんの挿絵(イラスト)が添えられているような構成です。

 きよこさんが、人生を振り返りながら、確かにそこにあったものを掘り起こし、磨き上げ、並べた作品のような気がします。誰かに見せるでもなく、何かを主張するものでもなく、ただ、在るものを掘り起こしたかったのかなぁという印象を抱きました。

 また、「星の王子様」の有名なセリフも思い出しました。
『本当に大切なものは目に見えないんだよ』
このセリフについて、ある人が教えてくれました。

『ほんとうに大切なことは目に見えない。けれど、そういう気持ちで見れば見えるのだと。(中略)心の目で見るのだと』

福島太郎著:「黒田製作所物語」あとがきより

 きよこさんが、人生を振り返りながら見つけた「そこに在った大切なもの」、「心の目で見つけた大切なもの」が、この一冊に込められているのかも知れません。皆様も一緒に見てみませんか。

 なお、きよこさんは、こちらの本も発刊しています。

 こちらは、きよこさんの「魂の物語」という印象を抱いています。人生をより善く生きるために、足掻くようなお話と感じています。

 雲の上にはいつも青空があるように、
 まひるのつきは見えにくいけれど、そこにあるように、
きよこさんの著作が、本稿をお読みいただいている方の、心にある大切なものを感じる機会になることを期待しております。

 そして、
#何を書いても最後は宣伝  
 先ほど、ちょっと紹介しました「黒田製作所物語」がこちらです。

 あとがきだけでも読んでいただけたら嬉しいです。

 それでは、どなた様も善き夜を。
 

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福島太郎
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