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悪循環・駄目な時は駄目なものです

 8月31日に不整脈の治療の一環で病院を受診しました。院外処方の処方箋をいただき、帰りがけに自宅から歩いて5分ほどの場所にある薬局に寄り、薬の準備ができるまでの時間をただ待っていては勿体ないので、昼食を摂りに行き、食後に薬局に戻りました。
 薬剤師さんは申し訳なさそうな表情で
「申し訳ありません、40日分ということでしたが在庫が足りず、取り寄せ後に自宅にお届けしたいのですが、よろしいでしょうか」
 別な薬局に行くのも勿体ないので、承諾すると住所と電話番号を確認されました。この時私は思い込みで勘違いをしていました。薬剤師さんが届けてくれると思っていたのです。ところが
「宅急便で送りますので、希望配達時間はありますか?」
(えっ、宅急便なの?)
と内心驚きましたが、素直に
「それじゃぁ、18時過ぎでお願いします」
と応えて、薬局を後にしました。
(あっ、お金は先に払うのね)
と内心思いましたが、口にはしませんでした。

 月曜日になり、ふと気づきました。
(帰り道で薬局の前を通るんだから、送ってもらわなくても、俺が取りにいけばいいんだよね。送る手間も、受け取る手間も無くなるし、送料も浮くし)
というか、何で最初にそう考えないのか。という気もしますが「在庫切れ」という不測の事態に対応する力が不足していたのでしょう。私は薬局に電話をして申し出ました。
「帰りに寄るので、薬は送らなくて大丈夫です」
「ついさっき、宅急便の方が来たので送っちゃいましたぁ」
ということで、手間暇とコストをかけて我が家から3km以上離れた宅急便の集荷センターに薬が運ばれてしまいました。

 本日、帰宅時間が18時を過ぎてしまい
(宅急便が来てないと良いが、不在票では申し訳ないし、こちらも手間がかかる)と悩ましい気持ちで帰宅したところ、ちょうど宅急便の配送車が我が家の前に到着いたしました。
 私は車から降りて、荷物を受け取るべく玄関前で待機しました。ところが配達員さんは、車のサイドドアを開き、バックドアを開き、行ったり来たり荷物を動かしたりするばかりでいます。
 家に入るのも何ですので、ボヤンと突っ立ていると、配達員さんが私に向かって一言

「すいません、荷物を忘れてきたみたいです。一度、集荷センターに戻ってから出直してきます」
と頭を下げてきました。
「急がないですし、郵便受けに入れといていただければです」
とお応えして、家の中に入りました。

 私の帰宅を待ちかねていた猫たちが玄関から逃げ出すところでした。

 まだ郵便受けは確認していませんが、無事に届いていることを祈ります。
 最初にボタンを掛け違ったせいで、皆が不幸になってしまいました。

 明日は良いことがありますように。

 話は変わりますが、先日投稿したこちらの記事

 予想以上にリアクションは少ない状況です。
 一般受けする本でもないので企画の締切を伸ばすことはせず、予定どおり受付は本日限りです。
 なお出版社様から連絡があり、本の私への納品は9月11日前後になりそうです。
(おいおい、9月1日販売開始なら、その前に納品じゃないのかい)という気持ちもありますが、なかなか上手くいかないというか、駄目な時は駄目なものですね。
#何を書いても最後は宣伝

 「ならぬものはならぬものです」という言葉が残る、会津を舞台とした物語です。

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