【BS】光流るる阿武隈川のテーマ
タイトルの前にある【BS】というのは、before service(ビフォア・サービス)の略になります。バランスシートでも、衛星放送でもありません。
ちょっと思いついた言葉だったのですが、こんな言葉があるのかと思いGoogle先生に確認したらありました。
また、「光流るる阿武隈川」(以下、「光流)」とは、本年中にKindle出版を予定している新作の物語です。
私の創作物語をお読みいただいている方は御存じかと思いますが、
「福島太郎の全ての作品、メインテーマは人間賛歌です」
理不尽に巻き込まれ、平穏な生活が乱されてしまいながら、それでも前向きに、未来や夢に向けて足掻く主人公たちです。
また、基本的に「悪人」が登場することはなく、むしろ主人公を応援し、支えてくれる良い人ばかりの、一本調子のヒューマンドラマです。暴力・残酷・色気の場面はありません。子どもに読ませることができないような話は、書けないのです。
そして、サブテーマのようなものとして、
「黎明奇譚」・・・官民連携・公務員
「恋する旅人」・・・恋・旅
「黒田製作所」・・・郡山・中小企業
「夢見る木幡山」・・・木幡・隠津島神社
のような感じになりました。まぁ、好きなことを好きなように書いていたら、こうなったという結果論です。
そして
「光流」・・・ウイナーメーカー
ということになろうかと考えています。
『なるほど、ウイナーメーカーですか!』
と、考える方は、あまりいないと思います。むしろ
『何ですか、ウイナーメーカーって?』
と、考える方が、ほとんどだと思います。なぜなら
上の記事にあるのですが、「ウイナーメーカー」という言葉は、私の造語です。「福島太郎マニア」にだけ通じる言葉なのです。
「光流」では、カヌー、シルクを中心に、様々な話題が詰め込まれていますが、それは全て「ウイナーメーカー」に通じるものとして描いています。
作品を販売する前から、こんな話をしても、ほとんどの人には通じないと思います。
ただ、こうして書き残すことも、全てが無駄になるとも考えていないのです。そして、自分のためにも、書かないよりも、書いておくべきと考えています。
「努力し、挑戦したとしても、成功するとは限らない。
だけど、何もしないで後悔するより、挑戦して失敗したい。
成功しなくても、成長することはできる」
そう考えて挑戦を続ける、そして負け続ける。けど、負ける者がいるから、勝利する者が生まれる。勝利者は偉大で賞賛されるべき存在です。
そして、私は勝者を生みだした、ウイナーメーカ―が大好きなのです。
そんなウイナーメーカーを、思いっきり描くことができて幸せでした。
2年前の自分も、昨年の自分も、半年前の自分も「光流」を書くことはできませんでした。今年は書き上げることができそうです。
「公タマ伝」から始まり、「夢見る木幡山」までのKindle出版、noteでの1年9ケ月に渡る投稿及び他のクリエイターさんとの交流。
「無駄に時間と労力をかけて、お金を浪費したね」
と誰かに、言われたら、それを否定する材料は、私にはありません。けど、それを続けることで「光流るる阿武隈川」を生み出せることを、嬉しく感じています。
「光流」が、売れるか売れないかで言えば、発刊に要した費用を回収する 見込みはありません。損得で言えば「損」しかないとも言えます。
「また、負け戦だったな」
ということになります。
しかし、大好きなウイナーメーカ―をテーマにした本を残せることは、私には、とても価値があることなのです。
交流し、応援していただいている皆様に、心から感謝しています。
いつもありがとうございます。これからも仲良くしてください。
過去にKindle出版した作品については、次のリンクからお読みいただけます。