【感謝】【御礼】スウイングマンさんの企画参加
スウィングマンさんの企画に参加いただきました、15人のクリエイターの皆様、また、企画の記事にサポートをいただきました皆様、企画の記事にスキを付していただきました皆様、ありがとうございました、あらためまして、御礼と感謝を申し上げます。
皆様の貴重なお時間をいただいてしまいましたが、サムネ画像にありますとおり、「無駄な時間ではなかった」と信じております。ちなみに、この企画のことです。
ということで、その後も関連する投稿を継続していることもありますし、
「企画にはエントリーしてないけど、その原稿を読んでやってもいいぜ」
という優しい方のために、こっそりと、今日から明日にかけて、24時間を目安に、黒田のPDF原稿をアップしました(が、翌日削除しました)。
そして、ここからは、既に原稿を読んでいただいた方への、小さなプレゼントになります。
まだ、お読みでない方は、ここで一度止めていただき、上記の原稿を読んでいただいた方が楽しめます。
(もちろん、記事を先に読んでも良いですよ)
おそらく、黒田を読んだ方が、誤解しているであろうことについて、説明をさせてください。
よろしいでしょうか。
本当によろしいでしょうか。
では、説明します。
「黒田」のキーワードの一つに「虎」があります。おそらく、お読みの方は、「虎」を効かした場面をお読みになり、
『ははぁーん、こういう場面を描きたくて、主人公の名前を決めたのね』
と、お考えのことと、推察します。
それが大きな誤解なのです。
お手数ですが、次の記事から、ある企業のウェブにある会社紹介、そして沿革をご覧ください。
おわかりいただけましたでしょうか。
なんと、そもそもの創業者のお名前に「とら」があるのですよ。このお名前と取材した印象から、主人公に「虎」を使い、それを受けて、いくつかの「トラ」関連の場面が生まれたのです。
きっぱりと断言しましょう。
「トラ」を効かせた場面は、偶然が生んだシチュエーションなのです。「後付け」なのです。主人公のモデルの本名からイメージしました。
正直なところ、書いた本人が吃驚です。なので、「駆ける」という言葉も全て後付けです。
主人公のモデルが「亀吉」だったら、全く異なる展開になったことでしょう。
さらに、
「女子高生が数年で日本一」
これもですねぇ、「事実がベース」なのです。
正直なところ、普通に考えたら「あり得ない」のです。
溶接業に関わる方は、本当に何十万人といらっしゃいますし、造船や自動車などの大手企業での熟練工が鎬を削る世界なのです。
トヨタとか三菱とか〇〇鉄鋼とか、さらに、そのグループ企業が先頭を走る世界なのです。
そして業界では女性が少なく「溶接女子」なんて言葉で、女性を盛り上げようとしている背景があるのです。なのに、なのに、東北の片隅の、田舎の従業員20数名の、中小とは言え、ほとんど小規模な企業の女性職人が「日本一」を獲得したという事実があるのです。
正直なところ、黒田と黎明奇譚については、「創作」の部分より、事実の方に「すっごい物語」があるような気がします。
ちなみに、
「旧友から数年振りに年賀状が届いて、居場所が確認できたから、いてもたっても居られず、群馬から郡山に駆けつけた。これから、一緒に仕事しようぜ」
という展開も「事実がベース」なのです。
スウイングマンさんと太郎の関わりもそうですが、事実は小説よりも奇なりです。
あ、「恋する旅人」は、全くの妄想になります。