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新作の裏話

 ここ三日ほど、メディアパルさんの企画に心を奪われ、「真面目な原稿」が続いてしまいましたので、こんな感じで息抜きをさせてください。
 デローン

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 お見苦しいものを、失礼しました。

 さて、おかげ様で、新作の「原稿案」が整ってまいりました。はい、noteの投稿を毎日しながら、新作原稿の手入れも毎日、行っておりました。
 今回は「農家さん」のお話で、モチーフとする農家さんが、こちらです。

 主人公は創業者の方ですが、一度会社をお邪魔した際には、息子さんにだけ、お話をお伺いしました。インタビューのようなことをしてしまうと、そこにストーリーをもっていかれてしまい、空想部分のキレが悪くなることを懸念していました。

 ただ、こちらの農家さん、地元では有名な方ですので、ネットで検索するとインタビュー記事がかなりヒットしたりします。そういうものを参考資料とさせていただきつつ、「現実と空想のミックスジュース」作りに励んでおりました。

 で、あるインタビュー記事で、
「沖縄に旅行した際に、放牧豚の牧場を見たので、放牧豚に挑戦した」
という趣旨のお話があり、そこに喰いつきました。この1行からイメージを膨らませ、沖縄編だけで四千文字くらい書いた気がします。もう、いろいろとブッコミました。この後も、修正はしますので、没ネタになるかもしれませんが。
 金城哲夫資料館、喜屋武岬、潮渡橋、首里城のアカギとアコウ、いちゃりばちょーでー、夏川りみさんなど、現時点でこれら全てのネタをブッコミました。
 残念ながら、「ホロホローの森」は断念しました。

 それにしても、昨年7月に、上の記事を拝読し、今年5月に沖縄を訪問していましたが、まさか著作で、沖縄を登場させるとは考えてもいませんでした。めぐり合わせの不思議さに、吃驚です。
 ちゃんと資料写真を撮っていない、自分にガッカリです。
 
 沖縄編、上手く書けたとは言えませんが、沖縄を思い出しながら、ノリノリで楽しく書くことができました。
 新作も、紙書籍を作成する予定ですので、沖縄編を書くにあたりお力をお借りした「あー-のさん」、「水蝸牛さん」には、読みたくもないし、邪魔になる紙書籍を送りつけるという、ハラスメントを狙いたいと思います。

 とは言え、送り先を聞くのも、ハラスメントになりそうなので、紙書籍の代金分をサポートするような対応が良いかと考えています(紙書籍を買わなくても、怒らないから安心してください。気持ちを贈りたいのです)。

 なお、これまでの紙書籍は「(税抜き)千円」を越えないように、文字数をセーブしていましたが、今回は「殻を破る」がテーマなので、文字数が5万文字、定価は「(税抜き)1300円前後になりそうです。紙派の方、高くなりそうで申し訳ありません。

 なお「殻を破る」というテーマを踏まえ、今まで私の作品にはいない「悪意ある者」が登場します。果たして、主人公の運命やいかに!

 ということで、完成を楽しみにしていただけたら、嬉しいです。
 本年12月か来年1月の発刊を目指して、さらにブラッシュアップしていきます。

 

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。