【駄文】裏表紙で予告していたのでしょうか
サムネ画像は、拙著「夢見る木幡山」の裏表紙になります。電子書籍には裏表紙が付かないので、初見の方もいらっしゃるかと思います。
友人で「しろくまデザイン研究室」を経営している「しろくまさん」に作成していただきました。
当方からのオーダーとしては、
『「永遠に・・・」という文字を入れてください』
ということだったのですが、原稿を読んでいただいた上で作成したのが、こちらです。
「木幡の幡祭り」ということをイメージするような「幡」をアイテムとして加えていただきました。
「なるほど、デザイナーさんというのは、このように考えるのか」
と感心しきりということになりました。
で、新作となる「光流るる阿武隈川」については、別な方にお願いしようと考えていました。あまり、友人に負担をかけ過ぎてはいけないと考えたのです。
ところが、ところが、あらためて、この裏表紙を見て驚きました。
「幡のイメージで見ていたけど、シルクっぽいね」
しかも、この透き通る感じは、そのまま「世界一薄くて軽い絹」「goddess cloth」のイメージと重なります。
「次作ではカヌーとシルクがキーアイテムになります」
なんて話は、一言も話をしていません。打ち合わせをしていた9月の段階で、そんな話ができるはずが無いのです。構想が全く無いのですから。
にも関わらず、しろくまさんは「野生の勘」なのか「アーティストの感性」なのか、幡ともシルクともとれるアイテムを裏表紙に使用していたのです。
これには、私は完敗です。しろくまさんに連絡しました。
「新作の表紙と裏表紙のデータ作成をお願いしても良いでしょうか」
ちなみに、「goddess cloth」のイメージは、こんな絹になります。
このように、透き通る美しさのイメージです。
それでは、どのような表紙・裏表紙が作成されるのか、楽しみに待ちたいと思います。
なお、次作では「川俣シルク」に加え「川俣シャモ」も作中に取り入れさせていただきましたので、紙書籍が完成したら、東和町の図書館だけではなく、川俣町の図書館にも寄贈したいと考えております。
まぁ、川俣町については、メインステージでは無いので、少し申し訳ない感じもします。次作もメインステージは「木幡」になります。
ただ、話の流れで、川俣、戸田、東京都中央区人形町、そしてミラノへと舞台が飛びます。
何故、そんな不自然なことになるのか、答え合わせについては、いま暫くお待ちいただきますようお願いします。
なお、私はミラノには行ったことがありません。川俣、戸田、東京都中央区人形町の中では、人形町が一番訪問していると思います。東京に住んでいた頃、食事をしたり、ちょっとした買物などに人形町を訪問していました。
その経験が、作品に生かされていると信じたいところです。
東京にいた頃に住んでいたのが「八丁堀駅」の近くでしたが、その経験は「恋する旅人」に反映されています。
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。