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【駄文】モンモンとした日
駄文を重ねている日々に、ある程度満足している自分もいますが、実は「創作」に挑戦したいという思いも常にあります。職業作家では無いので、依頼や締切がある訳もなく、切羽詰まったものでも無いのですが、少し自分に負荷をかけたいという感じです。
ボヤンボヤンと書きたいジャンルは浮かぶのですが、なかなか火が着かないというか、何かが降りてこない状態が続き、モンモンとしております。「夢見る木幡山」の発刊について保留状態が続いており、新作の執筆に切り替えられないという言い訳も自分の中ではしています。
このような中、noteで交流させていただいている「ラベンダーさん」の恋愛ショートストーリーに刺激を受け、ラベさんは以前にも「電車と恋人」が登場する作品を発表していましたので、
「ラベさんインスパイアで電車が登場する恋愛ショートショートに挑戦してみようか」
という小さな火が着き、何となく「東京メトロ半蔵門線、九段下駅」の辺りをイメージしてみました。東京メトロと都営地下鉄の壁が九段下駅では取り払われたというニュースを見た覚えがありましたので、男女の壁をそこに重ねてみようかと考えたのです。
ところが、メトロが何処に向かっている設定にしようか、と考えたところで、大手町≒大手門ということを考えてしまい、恋の出口と門を重ねてみるかなんて発想から、そもそも皇居には半蔵門、桜田門とか、他に何門があったんだろう。とスッカリ思考が横に行ってしまいました。そこでやめておけばいいのに、同僚に
「皇居の門って大手門、半造門、桜田門と、他にもありますよね」
と尋ねてしまいました。同僚曰く
「ドラえもん…………赤門………..シモン」
と、ボケ倒してくれました。さて、ここで問題です。
「シモン」と言われて、皆さんはどんな漢字を思い浮かべるでしょうか。話の流れということもありますが、私たちの世代は「四門」という、川原正敏先生の漫画「修羅の門」に登場する漢字を思い浮かべてしまうのです。
この後、同僚と二人で、修羅の門に登場する四門の場面の話に興じてしまい、電車も恋愛も何処かに行ってしまいました。一度修羅に行ってしまうと恋愛に戻すのは難しいことでした。もちろん「恋愛と修羅場」も相似性はありますが、そういう場面は創作でも現実でも好みでは無いのです。
結果として、今日も創作に向かうことなく、モンモンとしたまま駄文を書いて一日を終えようとしています。
ちなみに「モンモン」というと、雷句誠先生の漫画「金色のガッシュ」に登場するウサギっぽいキャラを思い浮かべてしまいます。何を書いても漫画ネタに思いを馳せてしまうのは、大人として正しいのか、少し戸惑う日でもあります。
しかしながら、何かの本にこんなことが書いてありましたので、引用します。
「精神修養」のためには、子ども向けの「漫画」、「アニメ」等のコンテンツをお勧めします。子ども向けとは言え、制作スタッフは「大人」です。コンテンツには「子ども達に伝えたい大事なメッセージ」が含まれていることが多くあると感じています。
この説が正しいのかどうか、エビデンスはありませんが、なかなか良い考えかもしれない。とも考えています。
勘の良い方はお気づきのことと思います。引用したのは、この本からです。何を書いても最後は宣伝ということで、ご紹介します。
皆さまの応援をいただき、電子書籍 累積販売数98冊、KENP(読まれたページ数)997冊相当までまいりました。
日々、「売れない・読まれない」とモンモンとしながらも、考えていた以上に遠くまで来られたこと、皆様に感謝です。
ちなみにサムネ画像は上野にある「国立西洋美術館」の入口付近にある「地獄門(ロダン作)」の写真です。
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