見出し画像

【駄文】もしかしたらハラスメントの話

 本は嗜好品になりますので、好みでもない本を押し付けられたらハラスメントです。ということを承知はしているのです。しかし、
  この本を「置いて欲しい」という欲を我慢できなくなる時があるのです。オシハラに対してオクハラとでも申しましょうか。しかし、私も多少は常識がある社会人です。一方的に送付することはありません、施設を管理している方に「献本したら置いていただけますか」と、確認して了承を得てから送付するようにしています。

 その施設がco-ba koriyamaという、コワーキングスペースになります。何度も私の稿に登場していますので、ご承知の方もいるかと存じますが、非常にお世話になっている場所であり、リアルな世界におきましては、ここがあるから福島太郎が生まれ、育てられているとも言えます。そのため、活動の成果を報告する意味もあり、「少しでも恩返しになれば」という気持ちで、これまで上梓した全ての紙書籍を献本しています。
 もちろん「少しでも宣伝になれば」という下心込みということになります。このような経過を踏まえ、今回発刊した紙書籍版「元宮ワイナリー黎明奇譚」もお届けしてきました。ここまでは、ある意味ルーティンワークではあります。

 しかし、今回はco-baだけでは無いのです。別な施設の方にも「献本したら置いていただけますか」との問い合わせをして了承をいただきました。勘の良い読者の方はお気づきかと思います。「ふくしま逢瀬ワイナリー」です。今回ばかりはco-baより早く、誰よりも先にお届けしたいと考え、昨日の仕事を終えてからお届けしてきました。co-baには今朝、出勤前に届けてきました。
 どちらの施設も「本当は迷惑な話」と感じているかも知れません。しかし、ワイナリーの管理者の方は社交辞令とは思いますが「スタッフに読ませますよ」とおっしゃっていただきましたので、明らかにそのスタッフにとっては「ハラスメント」になるでしょう。間接ハラスメントと言えます。そのようなことは感じつつつも、自分の欲望を止めることができませんでした。まだまだ修行不足です。

 もうしません、もうしませんと言いながらも繰り返してしまう悪行。しかし、それが福島太郎というものでしょう。

 そんな訳で「1100円もする本は高くて買いたくない」とお考えの方は、co-ba koriyama又はふくしま逢瀬ワイナリーを訪問していただくと、中身を確認していただけます。また、内容は「300円の電子書籍」と、ほぼ同じですから電子書籍がおススメです。
 ちなみに、黎明奇譚は、昨年4月に最初の原稿をnoteに投稿した時は「ミラクルミッション」という題名でした。その後リライトをする中で、題名も変わりましたが、エンディングが大きく変化しました。初期のものと比較すると
「これぞ公務員!これが役所というものです!」
と言えるエンディングを描くことができたと自負しています。

 黎明奇譚はnoteでの修行の成果が一番体現されている作品かもしれません。またnoteの交流から「電子版」を御購入いただいた「きよこ」さん、amazonレビュー、感想も含め、ありがとうございました。

 紙書籍版には、一つおまけのショートショートを追加しましたので、ここであらためて、その稿へのリンクを埋めておきます。この稿により
電子「12人の優しいお役人」
紙書籍「13人の優しいお役人」と違いが出ています。

 黒田製作所物語の「外伝」となりますので、黒田製作所物語と併せて楽しんでいただけたら嬉しいです。願わくば、この稿がきよこさんへのハラスメントに当たりませんように。私の著作は以下のリンクから御購入いただけます。電子書籍は端末が無くても無料アプリを入れて読むことができます。


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。