夢見る木幡山・光流るる阿武隈川 その後
いくつかの創作物語をkindle出版しております。基本的には完結していますので、今のところ続編を書くつもりは無いです。が、ボヤンボヤンとその後を考えることがあります。ということで、昨日に続いての「アフターサービス」と称して、表題2作品のその後のイメージを語ります。
まずは「夢見る木幡山」ですが、主人公の「禰宜様」は、その後も地域の未来に向けて活動を続けています。作品では「令和3年夏」を描いていますが、「木幡マルシェ」は令和4年も継続して開催しており、回を重ねる度に認知度もあがり盛況なようです。SNSはインスタグラムを中心に活動しています。
コロナ禍で縮小した「木幡の旗祭り」も、規模を戻しながら継続して開催しています。また、先日は全国ネットのTV局で取り上げられ、さらに認知度を高めています。
さらに「木幡カフェ」と名付けて、「参宿所」の一角をカフェに改修して、参拝客に珈琲とトークを楽しむ場を提供しています(という想定です)。
そして「光流るる阿武隈川」の主人公ですが、セレクトショップの経営を継続するとともに「木幡マルシェ」の運営にも積極的に参加し、禰宜とともに地域の活性化に尽力しています。
それだけではなく「ルル木幡」の倉庫を改修して、イベントスペースとして活用することで、さらなる地域の人材の掘り起こし、魅力拡大に取り組んでいます。
しかし、残念なことが1つだけあります。私の著作は、この主人公たちへのエールとしての効果がほとんどない状況です。
けど、けれどです。いつか良い作品を書きあがることで、過去の作品やそのモデルの方々にも光があたることを諦めたくないのです。
空は青く澄み渡り、天は二人に微笑むような柔らかな光を降り注ぐ。
いつか、この場面を現実にしたいと考えています。なお、この「空は青く」から始まる一文は、私の著作におきましては「恋する旅人」から続けている「定番ネタ」なのです。
自分で考えたというよりも、「ふと降りてきた表現」なのですが非常にお気に入りです。後から考えれば、福島県を象徴する「ほんとの空」との相性も良い感じで、「福島太郎」の作品を象徴する言葉としても、ふさわしい気がしています。
本稿のサムネ画像は「木幡山 展望台」で、昨年1月に撮影したものになります。「安達太良山」とか「吾妻山」という福島県を代表する山々が一望です。また、こちらは、本年2月に撮影した「木幡山隠津島神社」の写真になります。
写真ではわかりにくいですが、空というか天を近く感じます。木々に囲まれた境内で、神様と自分だけが存在しているような、清らかな気持ちになれます。
空は青く澄み渡り、天は微笑むような柔らかな光を降り注ぐ。
を体感しているような感じなのです。
もともと「恋する旅人」に大きな影響を与えてくださった「せれーのさん」のイメージから生まれた言葉が、こうして心に残り続けているのは「天啓」というものなのかもしれません。あ、恋する旅人はこちらです。
需要は無いと思いますが、いつか「恋する旅人」の「その後」の話も投稿するつもり、え、今、話をしろってですか?じゃぁ、少しだけ。
木元は「元宮ワイナリー」の営業マンとして、地域に根を張りながら成長を続けています。西野も「児童相談所」の一員として活躍しています。
二人の恋の行方については、また、次の機会にいたしとうございます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。