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【駄文】いろいろと考える6月

 偶というものは、実に面白いと思う日々ですが、交流していただいている、ぽかさんが良いギミックをしてくださいました。こちらの記事です。

 ぽかさんには、いろいろと御礼を申し上げたいことがあるのに、記事にするのを躊躇いながら、今日まで来てしまいました。
 いつも遊んでいただき、ありがとうございます。あらためて御礼申し上げます。

 さて、何を書くより最初に宣伝。

 こちら、福島太郎の最新作ということになりますが、実は、最後まで迷っていた、「もう一つのエンディング」がありました。 
 それが、ぽかさんが記事の中で紹介している、この創作と似たような展開でした。

 主人公の「親」を登場させることを考えていたのです。
「遅かったわね」
という言葉をキーワードとして使うつもりでしたが、最終的には
「そういう遊びは無しで、綺麗に終わろう」
ということで、没にしました。「会津ワイン黎明綺譚」は「奇」ではなく「綺」を使用していますので、トリッキーなことは無しにしました。
 今回の、ぽかさんの投稿を拝読し、「やはり、こういう展開も面白い」と思いつつ、「会黎については、これでいいのだ」とも考えたところです。

 なお、ぽかさんの「本稿」を読みつつ
「本日、6月17日は、本体「よしきく」の結婚記念日ですなぁ」とか
「6月19日は、2女の誕生日ですなぁ」とか
「公務員のタマゴに伝えたい話が、もうすぐ発刊2周年だなぁ(amazonの記録上は6月24日)」とか、
 心をぽかぽかさせながら、いろいろと考える朝となりました。

 2年前、
「公タマ伝は、売れなくても良いのです。知人も含め、10冊くらい売れれば良いと考えています」(ただ、自分が生きた証を残したいのです)
 という気持ちで、Kindle出版に踏み込みました。

 note街の皆さんの応援のおかげもあり、予想を遙かに超える販売数となり、今もkindle unlimitedで読んでくださる方もいらっしゃいます。非常に有難いことと感謝の日々です。

 2年前は疫病の怖さを喧伝する方々や、自分の体調の悪さもあり、かなり悲壮感を抱きながらでしたが、日々を重ね、執筆を重ねた今は、かなり穏やかな心境でいることができます。

 売上げや、kindle unlimitedの読まれたページ数 (既読 KENP)のグラフは低調だけど、穏やかな体調でいられること、妻はいないけどnote街に交流してくださる方が居ること、娘二人が元気でいること、福島太郎の著作を応援してくださる方々がいる、猫が隣で騒いでいること、色々なことに感謝していきたいと思うのです。

 ある物語の場面を想うことがあります。

『実らなかった恋に意味はあるのだろうか』
紫蘇は枯れましたよ。何も実りませんでしたよ。「幸せだったと思う」ですって。過去形にしないで、ちゃんと、もっと幸せになりましょう。私たちはまだ生きているんですから、ここからでも何かを生み出せると思いませんか。
そのために、自分は何ができるのか、何をしなければならないのか。ハードルは高いかもだけど、上手くいく保証はないけれど。
「大事なことは、これからどうしていくかですかね」


 いろいろなことがあるけれど、せっかく生きているのだから、
『人生を楽しもう』
 と強く思う6月でした。なお、ある物語とは、こちらになります。

 間違えました。こちらです。

 ちなみに「恋する旅人」に収録している「水商売を始めた役場の話」というショートショートがありまして、登場する「店長」というキャラが、「会黎」に登場する「橋本」とちょっと被るというギミックが、私の中ではお気に入りです。




サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。