【駄文】修行のあり方
駄文屋と称し、くだらない話を投稿している私ではありますが、noteでの活動について、自分の中では「文章修行」と位置付けています。
修行とは申しましても、滝に打たれたり、野山を駆け巡ったり、他の方々とバトルをするような感じではなく、ゲーム感覚で楽しみながら、バスケットのゴールに向かい、独りで黙々とシュート練習をしているようなイメージです。
周囲で多くの方が、それぞれのゴールに向けて練習をしている姿、複数の方々が合同で練習をしている姿が視野に入ること、
「みんな、ゲーム形式で一緒に練習にしないか」
という声が届いてくることがあるのですが、積極的にそこに加わろうとは思わないのです。そのような合同練習に加わると、「上手くプレイしなきゃ」、「格好良くみせなきゃ」などと、余計な力が加わること、勝ち負けなど、目の前の結果に捉われてしまい、自分のフォームを崩しそうなので怖いのです。
とは言え、周囲を見ていると、「綺麗」「しなやか」「楽しそう」など、自分に足りないものをお持ちの素敵なクリエイターの方がいらっしゃいますので、その方々には、つい、声をかけたり、差し入れをしたり、絡ませていただいたりしています。
また、「あおはるおじさん」とか「スウィングマンさん」が声をかけた練習の場合、自然体で練習を楽しめる安心感があり、積極的に参加表明してしまうことになります。その場合も、あまり肩に力を入れず、基本的には自分の練習の延長として、楽しんでいるということになります。(この二人は、順位をつけたりしないから安心なのですよ)
このような中、文章の持つ素晴らしさと、連続投稿を重ねる持続的な力に、私が憧れる方として「みとんさん」と「ミーミーさん」がいらっしゃり、勝手に「師匠」と位置づけさせていただいています。(押しかけているだけで、弟子とは認められていません)
この二人への憧れについては、別に稿を上げていますので、ご覧いただけたらと存じます。
このお二人の師匠に共通して感じるのは、文章に「棘」とか「爪」のような「人を傷つける要素」がほとんど無いということです。自虐的なお茶目な表現はありますし、時に負の感情を含む「苦味」や少量の「毒」を感じることはありますが、どちらも「薬」になるレベルなので、体に良さそうな感じです。(個人の感想です。効果を保証するものではありません)
好みの問題になりますが、人を否定したり、傷つけたり、責めるような文章は好きではないので、それがなく安心できる二人の作品が大好きなのです。ちなみに、私自身はなるべく「棘や爪」を隠すようにしていますが、同時に、書き手としては「悪人」や「酷い・辛い場面」を表現できないという弱点を抱えており、物語に深みを加えることができません。
作品のためとは言え、書きたくない場面は書けないよ。という壁があります。このため私の創作作品には基本的に「善い人」しか登場させられないのです。
ということで、ツラツラと書いて参りましたが、何が言いたいのかと言えば、そんな二人の師匠に、自分の修行の成果である「黒田製作所物語」を読んでいただくことができて、とても幸せだということです。
師匠たちのような素敵な文章の頂きは、遥か遠くにあり、あのような温かくて綺麗な文章は、恐らく一生書けないと思うけれど、私は私なりのフォームで、これからも修行としてシュート練習、シュートレンシュウ、シュートレンを楽しみますということでした。
みとん師匠のシュトーレンの話はこちらです。
なお、ミーミー師匠と言えば、やはりジェット風船ですね。
ちなみに、ミーミーさんの化石の話も好きなので、いつか化石ネタにも挑戦したいです。
黒田製作所物語は、まだ電子書籍化しておりませんが、他の作品はこちらです。と、毎日宣伝しても販売数は0ですが
「これはこれで悪くない」
(このフレーズ、かなりのお気に入りです)